春秋時代
春秋時代概略
第3話 プロローグ・西周
約2000文字。
春秋戦国時代に入る前に、さらっと
周とは
姫昌が死ぬとのちの武王、
武王が死ぬと子の成王が継いだ。ただ、いまだ幼かったため武王の弟である
これに対し、周公旦の弟である
なお武庚とは
東方には未だ殷の政治を懐かしむ者がいたため、彼らの監視を三人に任せていた。その三人によって起こされた乱を、周公旦は自ら出征、鎮圧する。のちに三監の乱と呼ばれる。
やがて成王が成人すると、周公旦は全権を成王に返却した。
武王は
王は基本的に西都にいるが、諸侯との謁見などは東都にて行う。そんな成王の政について、「
子の
そこから
夷王が死ぬと、暴君
ある人が「臭いものに蓋をしただけでしょう。人の口を閉ざさせるのは川の氾濫を防ぐよりも難しいことです。ため池が決壊すれば多くの人を傷つけましょう。ならば飛語を力で押さえつければ、その反動がいかほどのものになりますことやら」と諫めたが、厲王は聞かなかった。
結果、反乱が勃発。厲王は
が、その子の
あるとき「蛮族襲来」の狼煙が上がり、これを助けるため諸侯が軍を率いて救援にやって来た。だがその狼煙は手違いによるもので、実際に蛮族の襲来があったわけではない。これを見て、褒姒が初めて大笑いした。
幽王は正妃であった
姫宜臼は母のふるさとである
それを聞き、申侯は
幽王亡きあと、姫宜臼が立つ。
◯
以上が、十八史略における西周のあらましである。ここからは各タイミングの各国について、併記的に紹介して参る。いちおう周を頭に据え、
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