天人対戦~神の使いになった俺は神に成り代わり神の使いをぶっとばす~
@nannsu_
第1話 天ノ目 遥夏
その日世界は昇天した。
俺は今年高校生になったばかりのモテモテ生活をおくっている予定っだった、動ける系アニメオタクの 天ノ
x月30日
「おぉーー!!神アニメきちぁーーーー!!!今夜は徹夜確定だな」
見たかったアニメがアニメ配信アプリに載っていた!これは一気見をしなくてはと、終業式を上の空で終えてする。家に帰る前に徹夜のお供を準備する為、コンビニに立ちよる道中
「うわぁ、最悪。昨日の雨で出来た水たまりに入っちゃったよ。うげぇ、靴下まで来てる。最悪。」
??「き・・m・・・・k・し・・k?」
「???水たまりに何か見えた気がするが、カラスか?それに何か聞こえた気がする。が、まぁ、気のせいだろう」
これといってその時は気に留める事もなくお菓子と2Lコーラを買って帰宅した。
「ただいまー、靴下靴下♪」
靴下が濡れていて最悪な気分も束の間。神アニメ見たさが気分を高揚させる。
母は専業主婦をしており、夕方からアニメを見たい所だがそこそこ厳しい母が居る為、宿題や夕飯を食べてからじゃないとアニメを見させてくれない。
「さぁーてと、宿題も今日の分は終わったし、ご飯出来るまでTVでも見ますか」
18時前後は特に面白いものは無く、やっているのはニュースか幼児向け教育番組。
暇なので点々とチャンネルを変えてると砂嵐(TV画面が乱れる事)が起きた
??「君は・・みを・・・か?・しが・・・か?」
砂嵐の隙間から男?が何か言っていた気がするが・・
「なんだ幻聴か?昨日も夜中までアニメ見てからOPでも耳に残っているのか?」
何事も無いようにTVは映っている。
「ご飯できから運んでぇーー」
「はぁーーい」
ご飯が出来たようだ。少し気にはなるが腹が減ってはなんとやら、夜の為に蓄えなくては!!
「ごちそうさまでした。風呂入って直ぐ部屋に行くから邪魔しないでね」
母にそう言うとそそくさと入浴の準備をした。母は怪訝そうな表情を浮かべるもなにも言わず、少し呆れた声で「ほどほどにしなさいよ」と忠告する。
俺は聞かなかった事にして、風呂をさっさと済ませ、
「OPきちゃーーーー!!!!マジでOPから神。いや、全て神!!!ふぅーーーー!!」
何話か読み進めていると、うとうとしてきた。おかしい。いや、一般的にはおかしくはないのだが、俺が神アニメの最中に眠くなるのか?いや、初めての経験だ。
それになんだか先ほどから幻覚、幻聴も鮮明に聞こえてくる。眠いのに。
やけに眠い。限界だ。配信アプリを閉じようとした時には、深い眠りについていた。
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