カクヨムコンテスト9で読者選考を突破する方法

井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー

カクヨムコンテスト9で読者選考を突破する方法

──『大成功は運と実力だけれど、小さな成功には方法論と裏がある。』──

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 タイトルから書いています。タイトルとは関係のない文章が続くこともあると思われますが、タイトルと関係のある文章も綴ろうと思います。

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 すみません。タイトルに縛られず自由に書こうと思います。


 2023年9月28日(木)。21時16分。


 こんにちは。井上和音です。


 このタイトルで大丈夫なのでしょうか。


 最初に結論を書けば後は何でも書いてもいいのでは。


 今日はですね。カクヨムコンテスト9の募集要項が発表になりましたね。メールまで来ました。どうだろう。ツイッターはトレンドにでも上がったのだろうかと休み時間に見てみましたが、トレンドにも上がっていませんでした。


 あらあらあらと思い、カクヨムコンで検索を掛けると、「今年はまあ。趣味程度にしておこうかな」とか「読者選考がきつすぎるので上げれたら上げよう」みたいなツイートがいくつも見られました。


 みんなカクヨムコンテスト9にしおい。渋いという日本語のほうが正しそうですが、「興味はあるけれど私には無理だと思う」という雰囲気が漂っていて塩対応な感じから塩いという単語が思い浮かんできました。


 そりゃそうですよ。あの読者選考意味が分からないわけではありませんが、簡単な文章で綴られた作品しか最終選考まで残れない仕組みになっていますもんね。普通に読書家の方で語彙力豊富で面白い文章を書けた人は、全く読者からは塩対応で心に傷が付いた、もしくはweb小説に見切りを付けたと考えた人も多いかと思います。「どうせ異世界転生ものかバトルものとか、VRMMOとかとにかくラノベの雰囲気の小説しか読者選考に通らないのでしょう。私は何が面白いのかも分からないので撤退します」というのがまあ、目に見えています。


 早く読者選考を突破する方法、ないしは読者選考の突破を少しでも上げる方法を経験上分かっていることをいくつか挙げておこうと思います。


 1、確実に読者選考を突破する方法。


 1-1、「10万字以上の小説を読者選考期間の前半に早々と書き終える。そのあと友人にアカウントを登録してもらって、全ての話に♡を付けてもらった後に、☆☆☆の評価を入れてもらう」


 はい。これやったことある人いますか。私はやったことがあります。第5回くらいでしたか。やりました。当然ながら読者選考を突破しました。星の数で言うと☆×51くらいやりました。最終選考で落ちました。一言で言えばクズです。絶対にやらないほうがいいです。


 第8回、すなわち前回はやっていませんね。これは本当です。短編と長編、というか長編はとうおここれそのものなのですが、なんかコレクションに第8回カクヨムコンテスト中間選考突破作品集に入っている作品ではやっていませんね。本当にやっていません。ただ毎日コツコツと更新を続けただけですね。


 では他には確実な方法は無いかと思われがちですが、他には確率を上げる方法しか分かりません。


 2、読者選考を突破する確率を上げる方法・手段。高確率編。


 2-1、「小説家になろう、ノベルアップでも作品を公開しておき、読者選考が始まったら『続きはカクヨムでお読みください』と作品を他サイトにも公開しておく」


 2-1-1、「2-1でファンを獲得しておいたら、作品の最後に☆☆☆マークなどで区切りを付けて『面白いと思ったら☆の評価をお願いします!』と元気よく堂々と評価を頂くことをお願いする」


☆☆☆


 2-2、「pixivで先に絵描きになっておく。FANBOXなどで作者にファンが出来始めたと思ったら『実は小説も書いてみようと思ったのです。最終選考に残りたいので☆の評価をお願いします!』と堂々と評価を頂くことをお願いする」


☆☆☆


 2-3、「ツイッターのフォロワーを何かしらで増やしておく。例えばプログラマーでちょいちょい面白い小ネタを出すツイートをしていて、『何となく小説を書いてみました』とあくまで趣味ですよ的な雰囲気を出しながら、フォロワーに読んでみてもらう」


 ツイッターのフォロワーが2万人くらいいればほぼ確実に読者選考は突破できる。実例はイスカリオテの湯葉さんですね。今は違うアカウントで活動されていますが、実績として第一回カクヨムコンテストでSF部門で大賞を取られました。『横浜駅SF』の著者さんです。これから書く、『読者選考を突破する方法。少しの工夫で確率を上げる方法』とは相反して、行間を空けずにびっしりと文字だらけでしたが受賞なさいました。


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 意外と文字数が多くなってきました。今日の感想として魔改造の夜の話とかしたかったのですが、意外とカクヨムコンテスト9で読者選考を突破する方法で話が終わりそうな気がします。もっと書きたいことは色々あるのですが。


 3、読者選考を突破する方法。何を書けば確率が上がるか編。


 3-1、「異世界転生、バトルもの、VRMMO、悪役令嬢、剣と魔法のファンタジー、BL、大人の恋愛、VTuber」


 3-2、「タイトルは長文で書く」


 3-3、「キャッチコピーは勢いの良い文章で書く(例えば静かな、「大人の二人が嗅ぐわせる色恋物語」みたいなのだとあまり読まれません。「ちょっと待って! 知り合いの男友達が一斉にぐいぐい寄ってくるんだけど!」とかの方が読まれます)」


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 4、読者選考を突破する方法。プライドを捨てて書けば確率が上がる編。


 4-1、「行間を空ける」


 これはマジで大切です。普通の読書ばかりしている人にとって「行間を空けるのって幼稚な感じがしませんか」と思われると思いますが、行間を空けている空けていないで画面越しで見ている読者さんからの印象はがらりと変わります。印象というか読みやすさですね。読みやすい文章だなあと思われたら少しでも読んでくださります。☆の評価を少しでも貰えるようにする絶対的な工夫だと言えるでしょう。


 4-2、「『うおおおぉぉ!』とかわざわざ言葉にする必要性無くないですかと思われる叫び声などもかぎかっこに入れて台詞にする」


 バトルものとかで読まれるのはこういう工夫が多いです。「何で書くのだろうか」と私も疑問に思うことが多いですが、実際に☆の評価が高い作品は叫び声が書いてあるものが多いです。


 4-3、「『これって、魔法の力ってことか……!』とか、普通独り言で言わないだろうと思われる、主人公の気持ちも独り言の台詞として取り上げる」


 はい。これも私にはなぜ読まれる工夫なのかは分かりませんが、☆の評価が高い作品には主人公の独り言がめちゃくちゃ多いです。私が好きで言っているわけではなくて、異世界転生ものやVRMMO、VTuber系に至るまで、その主人公の感想を台詞で書く場面が多いです。「○○は魔法の力に驚いた」という表現はなるべく避けて、とにかく主人公に独り言を喋らせましょう。多分、web小説はライトノベルの延長線上にあるものに過ぎないのが、現在のweb小説の立ち位置だと思われます。その影響か、ライトノベルのスタンダードが現在のweb小説のスタンダードなのだと思われます。


 文豪と言われる人達、もしくは書店で並んでいる一般文芸の作品はweb小説ではまず読まれません。2、読者選考を突破する確率を上げる方法・手段。高確率編。で示したように、他のサイトやツイッターで既にファンを獲得している場合はその限りではありません。


 5、読者選考を突破する方法。スタンダード編。


 5-1、「読者選考期間の前半のうちに最低文字数である10万字を突破しておく」


 これは10万字までに読まれるための山場を、読者選考が始まる前にちゃんと作っておいて読者選考が始まってから存分に評価してもらおうねという、これは理にかなった方法論です。読者選考終了1週間前にようやく10万字突破、ないしはようやく山場を迎えた物語では評価が追いつかずにほぼ落選します。余裕を持って文字数を稼いでいたほうが良さそうです。もう今日から書いても良いし、既に書いてあるのを読者選考にぽんと出すのも良いでしょう。


 5-2、「読者選考期間に更新する」


 これは既に書いた小説をぽんっと応募する際に大切な教訓です。完結した10万字以上の小説をただカクヨムコンテスト9に応募しても埋もれたままで終わるケースが多いです。完結を一度外し、『番外編』でも良いので確実に更新をしましょう。



 6、読者選考を突破する方法。最後の足掻き編。


 6-1、「他の人の作品を読み評価する」


 読者選考を突破するにはこれしかないのではないかと思われがちですが、既に1~5で示した通りに、読者選考を突破するには裏ワザのような側面が数多く存在します。最後の足掻きと書いたのは、いくらたくさん読んで、☆評価をたくさん付けようと、その作者さんから評価が返ってくる保障などどこにもないわけです。「他の人の作品を読み評価する」をしたのに、自分の作品には全く評価が入らなかった、という経験のお持ちの方が、恐らくカクヨムコンテストに対して塩対応というか、「やっても無駄だ」と感じる気持ちになってしまうのだと思われます。


 実際に、他人の作品を読んで評価してもほとんどお返しの☆は来ないと思っていたほうがいいでしょう。


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 はい。長々と書きました。こんなことを書いておいてあれですが、私もカクヨムコンテスト9に参戦します。これで読者選考を突破できなかったら笑い者ですね。良いですよ笑ってください。大賞100万円の夢は誰にでも平等にあるわけではないことを、この記事を読んでもらって覚悟して頂けたら幸いです。


 真面目な記事になったかつ、時流に乗った記事になったので note にも明日、2023年9月29日(金)に早出ししようかと思います。


 今日のロアッソ熊本のコーナーは明日書きます。今日は意外とテーマがしっかりとした記事になったので割愛します。

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