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  • 第7話への応援コメント

    短いお話の中に、様々な出来事がギュッと詰まっていて、緩急の「急」だけみたいで、それでハナコの慌ただしい日常が表現されているようでした。とりあえず目の前のやるべきことを片づけなきゃ、って感じで流されるように立ち働いて、後で振り返ってみると、流れ着いたところが意外に悪くなかったり。自分の若い頃を思い出して、そんなふうにも感じました。一緒に働いている女性たちも、等々力さんも、等々力さんの奥さんも、さらりと描写されているだけですが、その少しの描写がとてもリアルで。人物造形に限らず、ディテールにこだわった描写もとても魅力的です(職場に流れるラジオ、原付の免許証、90Lの冷蔵庫、スキャナーのプレビュー画面で見たビキニの人……)。結構悲惨な状況だけど、それを打破するわけではなく、ハナコが軽やかに駆け抜けていった、そんな印象の物語でした。すみません、ちょっと長くなってしまいました……。

    作者からの返信

    @sakamonoさん

    こんにちは。読んで下さりありがとうございました!
    あの頃のポップカルチャーのバタバタ感をお話に書き留めて置きたいなと思いまして、そこを読み取って頂けてとても嬉しいです! 細かなディテールも受け止めて頂けて感無量です! 嬉しい!!
    いざ書き始めてみたら、思いがけず文字数制限との戦いになりました。逆に疾走感が出て良かったみたいです!
    とにかく癖の強い人が多くて、皆んなが急ぎ足で、押し流されるような状況の中をハナコはキョロキョロしながらも強く生きている気がします。これはたぶん、あの頃の若者たちの姿なのかも……なんて、カッコよく言い切れると素敵ですが。

    とても丁寧なコメント、大変ありがとうございました!!

  • 第7話への応援コメント

    >人生、なにも無駄になることはない
    どこかで聞いたことのありそうな励ましの言葉だけど、こういうストレートな応援が嬉しくなるものですよね。
    お父さんがこういうことを呟きながら、キツい状況を乗り越えていくのを目の当たりにしてたのかなとか思ったりしました。

    作者からの返信

    tomoさん

    こんにちは。お読み頂きありがとうございました!
    目まぐるしい日々の中で、意外と地味なものが心に沁みることってありますよね。ストレートな応援が、欲しい時にちゃんとして貰えるのも、ありがたかったりもします。
    主人公はお父さんから、ひとつひとつ乗り越える事を学んだのかも知れませんね。
    コメントありがとうございました!!