第7話 『ジラ』 その1


 警察から、防衛隊に出向していたふみたいは、特別作戦部隊の隊長に指名された。


 もちろん、『プリン事件』の功績を認められたからであるし、じょうめの推薦もあったからだろう。


 と、いうか、オカルト的な事件は、ふみたいへまかせろ、みたいなことになっていた。


 もちろん、東京は消滅していたが、ふみたいは、千葉駐屯支部の、わりに閑職にいたのである。あれ以来、おかしな事件は、あまりなかったからだ。


 しかし、支部自体は東京近隣の街の真ん中にあり、ジラによって、消された範囲にあった。


 ただし、ふみたいは、たまたま、あの発掘現場近くの小さな事務所にいたため、難を逃れた。


 隊員募集のための仮事務所である。


 そこに、東京が無くなったため、埼玉から指示が来たのである。


 ふみたいは、埼玉は朝霧アサキリに飛んだ。


 そこには、防衛隊オカルト部隊と呼ばれる、特殊作戦専門の部隊が、あった。


       🚁

 


 


 


 


 

 

 

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