雑談
上川拓真
01.旅行サイクル
私は旅行が好きだが、旅行に行くまでの過程も好きだ。次はどこに行こうか、どの旅館に泊まろうか、何を食べようかなど。このサイクルが続く限り私に退屈な時間はないと思っている。
「秋草」入会後、人の縁にも恵まれわずか一年半ほどで編集部の仲間入りをした。飲み会の席で軽いテンションで、ただ本気の顔でお願いをされてしまったので断るという選択肢はなかった。まだ全てが引き継がれている訳ではないが、徐々に仕事は増えていくであろう。
編集部に入ることでの恩恵は少なからずあった。そのひとつが年間のスケジュールが手に入ることだ。これがとてもありがたく、来年の全ての「秋草」の句会予定を知ることができる。決心し結社に入り、私はやはり句をただ作る、読むだけではなく句会に参加することが好きなのだと実感した。そして来年は関西の句会にも多く参加したいと思っていた矢先の勧誘、そして年間スケジュールの獲得。これが私を動かさないわけがなく、毎日スケジュールを眺めては大阪、滋賀、名古屋などの各地域での句会参加候補日を絞っている。特に大阪に行けば私の大好きな阪神タイガースの本拠地もあれば吉本の本拠地もある。2日間あれば句会とそのどちらかにも行ける。想像は膨らむばかりだ。
そして、遠出して句会に出るならば折角ならいい句を出して帰りたい。旅行のサイクルの中に俳句を加えることで、よりいい俳句を作りたいという気持ちになることができる。効果が出てくるのは来年からであろうか。ちょっぴりだが、久々に自分に期待をしてしまう。
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