第44話 自分で調べずにすぐ人に聞く人って案外多い

 こんにちは、magasです。


 お仕事をしていると、しばしばこんな電話がかかってくることがあります。


『空港からそちらへ行くのに何分かかりますか?』


 ご自分でお調べになったらいかがですか、あなたの手にあるスマートフォンは何のためにあるのですか。


 と言いたくなりますが、そういうわけにもいかないのでこちらも調べるわけです。


 空港から市内向けにシャトルバスが出ていて、ググればその時刻表が出てきます。

 それをそのまま相手に伝えるわけですが。


 これが例えば、

『そちらのお店にこの商品は置いていますか』

 とかだったら、(当店で扱っている全商品のリストを公開とかしているわけじゃないので)検索じゃ出てこないかもしれないし、実際に働いている私に聞くほうが早いでしょう。

 しかし『お店の場所』は誰にでも公開されている情報だし、最寄りの駅やバス停も、そこへ向かう交通手段も調べれば分かる。無料で地図だって見られる。

 しかしながら、それを調べるのを怠ってすぐ人に聞いてくる人って、案外いるんですよね。


 普通に考えて、私がググって得ることのできた情報を他の人がググって得られないはずがないんですが、自分で調べるのが面倒なのか、検索の仕方が下手なのか、同じ情報に行き着けない人がいるようです。



 しかも『電話』というのがまたタチが悪い。

「電話は相手の時間を奪う行為である」という意識が希薄な人が多いんです。

 電話を受けている間、当然ですが仕事の手は止めざるを得ません。また、お客様や業者の人が来ても待ってもらうほかありません。

 電話の内容が緊急性のないものだったり(数ヶ月先の予約の話とかメールでよくない?)、調べれば分かることだったりすると、本当に辟易します。



 あと、あれも要らないですね。「先ほどメールorFAXを送ったので確認or回答お願いします」っていう電話。


 要るか? その連絡。


 メールもFAXも毎日確認はするんだから来てれば当然見るし、回答する必要があれば回答しますとも。

 期日までに回答が無い場合に電話するのなら分かりますが、「メール・FAX届いてますか?」って。


 よっぽど何かミスってない限りは普通に届いとるわ!


 世界一無駄な電話だと思います。




 すいませんね、仕事の愚痴をぶちまけるようなエッセイになってしまいました。

 今日は冷凍庫の蓋を開けっ放しにする客とか清算前の商品を開封する客とか非常識な客が多かったのでストレス溜まってました。

 熱中症警戒アラートで「長時間の外出を避け」よと環境省が言っているのに、言うこときかない人多いですね。

 熱中症になっても知らんぞ本当。

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