第36話 命に勝る財産は無い

 こんにちは、magasです。


 今日、私の住む地域は朝から警報級の大雨が降っていました。

 昼前ぐらいが特にひどく、さすがに今日はお客さん少ないだろうなと思いながら仕事していたところ、中国人観光客がぞろぞろと入ってきました。


 何もこんな日に旅行せんでも、と思いながら接客していましたが、案の定外はバケツをひっくり返したような大雨。

 中国人観光客の中には子供たちもいて、この大雨の中を歩かせるのか、と心配と呆れの気持ちが同時に沸いてきました。


 たしかに世間は三連休かもしれない(中国もそうかは知りませんが)。

 せっかく旅行に来たんだから、と思うかもしれない(そもそも梅雨真っ只中の今の日本に来ること自体、お日柄がよろしくないとも言える)。

 でも警報まで出てるんです。既に避難した人もいるでしょう。

 そんな危険を冒してまで、観光する必要があるんでしょうか。そもそも、こんな大雨で楽しめますか?

 時間やお金は大事です。だけど、命に勝るものはない。

 今日はバスツアーも来ていましたが、こういう日は無理に外出せず、中止する勇気を持てませんか?


 自然災害を甘く見ないほうがいいです。

 何かあってからでは遅い。

 自分の行動ひとつで安全が確保できるなら、我が身を守る行動を選択したほうが賢くありませんか?

 生きてさえいれば、またいずれ遊びに行く機会もできます。でも命を失ってしまえばそれも叶わない。


 ちょっと大袈裟に書きましたが、大雨や台風が来ていても平気で出歩く人達を仕事柄見かけるので、注意喚起のつもりで書きました。

「雨ぐらいで」と思うかもしれませんが、近年の雨はちょっとシャレにならんです。線状降水帯により一ヶ所にどんどん水が溜まり、簡単に洪水や土砂災害を起こしてしまいます。

 もちろんお仕事で外に出なければならない人達におきましては、頭の下がる思いです。災害復旧や救助に携わる人達にも感謝です。どうかご安全に。



 皆様も、『いのちだいじに』でいきましょう。

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