第32話 仕事は協力してやるものだ

 こんにちは、magasです。


 前回の冒頭で、「社内の状況が今月から激変する」とサラッと書いたのですが、今回はそのお話をしようかと思います。


 なぜ激変するのか。それは、


「上司が二人辞めるから」なんです。


 それも我が部署のリーダーとナンバー2にあたる人物が、同時に、です。


 うちの部署の仕事の中核を担っていた二人がいっぺんに抜けるのですから、そりゃ激変するよね、って話ですが。


 この二人、下っ端の私から見ても仕事の能力は確かなのですが、少々物の言い方がキツいせいか、他部署の人達と少々折り合いが悪いところがありました。

 仕事のやり方や考え方で食い違うことも多かったようです。

 これまでも何とかギリギリの所でやっていたのでしょうが、ついに臨界点を超えてしまった、という感じなのだと思います。


 私自身、この二人からは結構厳しいこともいろいろ言われたりしており、正直ムカついたことも一度や二度ではないのですが(笑)、ただ仕事においては厳しい人も必要だし、自分の気づいていなかった事を言ってくれるのが有難い面もあった事は事実でした。

 仕事において間違ったことは言っていないというのは近くに居て感じていたので、あとは言い方一つなのになぁ、と勿体なくも思っていましたが、とうとう最後まで上手くやっていけなかったことは大変残念に思います。



 そんな二人の最後の出勤日が昨日と今日。

 そして彼らが去っていった途端、急に協力的になる他部署の人達。

 勿論、二人が抜けた穴を全員で埋めていかなきゃいけないってのも分かるのですが、最初からそういう風に出来なかったのかよと複雑な思いも抱えておりました。

 共に働いてきた者として、去っていった二人の立場や気持ちも分かる部分もありましたので。

 部署間の風通しはこれで少しは良くなるのかもしれませんが、これが会社にとって本当に良い選択だったのかなって、ちょっと考えてしまいました。



 すみません、あんまりよく分からない話だったかもしれませんが。

 私自身、二人が辞めると最初に聞いた時からまだあんまり気持ちの整理がついてない部分があります。

 ただ、残された人間でこれから部署を回していかなければいけないことに変わりはなく、新たに入ってきた人達や他部署から応援に来てくれる人もいますので、その人達となんとか協力してやっていくしかないな、というところです。

 傍から見ていた身としては、いい大人同士のいがみ合い、それも同じ会社の人間同士でってのは、なんとも見苦しいものだなと思ってしまった一件でした。



 つまらない話でごめんなさい。

 こういう真面目な話は滅多にしないのでたまには許してください(笑)

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