第28話 好きなゲームを語る(1):ポケットにファンタジー
こんにちは、magasです。
さあ、唐突に始まりました「好きなゲームを語る」シリーズ!
このシリーズでは、毎回一つのタイトルに絞って、私が今までハマってきたゲームを想い出とともに紹介していく予定です。
いつかやろうやろうと思っていてなんとなく延び延びになってましたが、ついに始動させたいと思います。
さて、記念すべき初回は、私をゲーム沼に突き落としたといっても過言ではない、すべてのきっかけとなった作品を紹介します。
とはいっても、たぶん誰もが知ってる作品には間違いありません。
ゲーム自体をやったことがなくても、作品を代表するあのキャラは誰もが知ってるはず。
世界最強のネズミがミッ○ーマウスなら、日本最強のネズミといえば……
そう、赤いほっぺ、黄色のシャツ、ギザギザ模様のアイツ、ですよね。
ここまで言えばもうお分かりでしょう。
今回紹介する作品は、ポケットモンスター、縮めてポケモンであります。
まあ、現在に至るまで人気を維持し続ける日本屈指のビッグタイトルですから最早今更語ることもないですが、私とポケモンとの出会いから語らせていただこうかと思います。
時はウン十年前。magas少年、小学生。
両親が夢のマイホームを建てたことで、生まれ育ったアパートを引き払い、同じ市内でありながら引っ越しと転校を経験したちょうどそのころ。
後に「初代」とか「第一世代」とか呼ばれることになる伝説の始まり、『ポケットモンスター赤・緑』が発売されました。
私は『緑』をプレイ。余談ですが、当時大変な人気の中ゲームソフトを入手するのは大変だったと、のちに両親が述懐していました。ありがとうございます。
翌年にはアニメ(通称アニポケ)の放映も開始され、昨年惜しまれつつ引退と相成った主人公サトシの冒険を毎週食い入るように見ていました。
そろそろサトシを知らない世代が出てくるんだろうな。ちょっと寂しい。
「めざせポケモンマスター」の前奏が流れると心が躍り出す世代と、ピンとこない世代とに分かれてしまうのだろうか。当然私は前者。
もちろん転校先の小学校でもポケモンは大変な人気で、みんな学校にバトエン(バトルえんぴつ)やポケモンカードなどを持ってきていましたし、放課後はポケモンのゲームで遊ぶ日々。
まだ転売ヤーがいない頃。ポケカも正しく子供のおもちゃではありましたが、そこは子供の経済力なのでお小遣いやお年玉で細々と買い集めたり、人から貰ったりしてやっとこさデッキを組んでいましたね。
クラスには少なからずデジモン派もいましたが、おおよそポケモン優勢だった記憶。
劇場版ポケモンも名作揃いでしたね。
第一作の『ミュウツーの逆襲』は言わずと知れた名作ですし、『セレビィ 時を超えた遭遇』ではガチ泣き。『水の都の護神 ラティアスとラティオス』でラティアスにガチ恋した少年も多かったことでしょう。私もです。
最近のは全然見てないですが、この頃は劇場へ行くとチケット一枚につき一匹伝説ポケモンを貰えたりしたので、それ目当てに毎年親にせっついてた記憶。
その後、中学、高校と経て世代は第三世代、『ルビー・サファイア』へと進んでいきます。
たぶんプレイ時間が最も長いのがこの第三世代の時期ですが、この時に私は当時の全国図鑑386匹のコンプリートに成功しています。今じゃ千匹超えてるっていうんだから驚き。
さて、当時まだインターネットも十分に普及していなかった頃ですが、どこから仕入れてきたのか、当時の高校生たちもどこからか攻略情報を仕入れてきていたようです。
「種族値」「個体値」「努力値」という単語を彼らの口から聞いたのは、そのときが初めてでした。
簡単に言うと、「種族値」はポケモン一種類ごとに決められた能力値であり、例えばピカチュウならどんなピカチュウを捕まえても種族値はすべて同じです。
(2024.4.18追記:表記に誤りがありました。上述のピカチュウの説明、「個体値」と書いていましたが「種族値」の間違いでした。
「個体値」は、ポケモンごとの個人差のようなもので、ピカチュウを複数捕まえてみると個体値は一匹一匹違います。
こういう基本的な情報を間違えるあたり、いかに私がポケモン対戦やってないかが伺えますね)
「努力値」は、ゲーム内では「きそポイント」とも表現される、相手ポケモンを倒すごとに得られる能力のこと。ピカチュウの例でいえば、捕まえたばかりのピカチュウは努力値がゼロですが、一緒に戦って経験を積んだピカチュウはその経験の分強くなります。
そして私の友人たちはその知識をもとにより強いポケモンを育てることに傾倒しはじめます。一方、私はポケモンバトルにはさほど熱心ではなく、どちらかというとコレクター気質が強いほうだったので、次第にガチ勢化していく彼らと少々温度差ができはじめました。
世代は第四世代、『ダイヤモンド・パール』へ。ゲームハードもニンテンドーDSに変わるというタイミングで、私magas、ポケモン引退を決断。
ここから長い空白期間に入ります。
とはいっても動画などはちょこちょこ見ており、ゲーム自体はプレイしないもののポケモン好きのまま過ごしていました。バグ検証動画とか面白いよね。
たまたま中古で見かけた『ハートゴールド・ソウルシルバー』(第二世代のリメイク作品)をプレイしてみたりもしましたが本格復帰はしないまま、気づけばオッサンに。
そして2022年。第九世代『ポケモンSV』発売。
この時私は『パワプロ』という野球ゲームをやりたいがためにSwitchを購入しており、そこへポケモンの新作が出るということで久々に昔の血が騒ぎ出し、十数年ぶりに復帰。
時を経て舞い戻ったポケモンワールドは、まさに理想郷。
道を歩いているとそこらじゅうをポケモンが動き回ってるんです。
ハネッコが葉っぱをプロペラ代わりに飛んでいる。ルリリが尻尾の風船でぴょんぴょん跳ねている。コダックが水辺でぼんやりしている。
ポケモンを一匹見つけるごとに大興奮。まさに童心に返ったかのように、十代の頃と変わらないくらい目をキラキラさせながら冒険を楽しむオッサンの姿がそこにありました(笑)
ポケモンは大人になっても楽しめる。いや、大人になったからこその楽しみ方もあるということを実感しました。
相変わらずガチ対戦はしていませんが、今はレイドバトルという昔はなかった形式があり、四人のプレイヤーが協力して一匹の強いポケモンを倒すというものがあります。
いわゆる対人戦やランクマッチといったものは好まない私ですが、こういう協力プレイは好きなので積極的に参加しています。
ポケモンSVも発売から一年半近く経ち、DLCも前編、後編、番外編と消化されましたがまだ続きがあるのでは? という噂もありますので、まだまだ楽しんでいきたいと思います。
何やら新作も製作中らしいので、発売されたらたぶん買っちゃうだろうなぁ(笑)
最後に私の好きなポケモンを紹介。
ブラッキーです。
イーブイの進化系統(いわゆるブイズ)は皆人気がありますが、私はずっとブラッキー推しです。
耐久性能が高く、「でんじは」や「すなかけ」で相手の行動を制限する搦め手戦法が得意なので、未知のポケモンが多くタイプなども分からない相手が多いSVにおいては、知らないポケモンが来たらとりあえずブラッキーで様子見してました(笑)
さて、好きなものを語り出すと筆が乗りまくる私の悪癖が出て、すでにかなりの長文になってしまいましたが最後までお読みいただいた皆様、誠に感謝申し上げます。実はこの文も二日に分けて書いてますw
今後もこのシリーズでは、私がこれまでにプレイしてきたゲームを紹介していく予定です。語りたいゲームが山ほどありますが、次は何にしましょうか・・・・・・。
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