第20話 わたしせんぱい
こんにちは、magasです。
いきなり私事で恐縮ですが、この2月は休みが少なくてちょっと大変です。
ここ3週間くらい、6勤1休とかいう春期キャンプのプロ野球選手みたいな日程になっていたりします。
べつに繁忙期とかではなくて(旧正月休みで日本に来てる中国人観光客が結構来店してくださっているのはありますが)、最近あった部署異動の影響というかしわ寄せがきているんです。
うちの会社は人の出入りが比較的少ないのですが、最近退職者が出てその穴埋めとして私のいる部署から一人引き抜かれてしまったのです。
まぁ会社の内情をあまり語るのもあれなのでこれくらいにしますが、しかし悪いことばかりでもありませんでした。
なんと私のいる部署に、新しくバイトさんが入ることになったのです。
これまで私は年齢はともかくキャリア的にはずっと下っ端で、誰に対しても敬語みたいな感じでしたがついにわたしせんぱい! すごいでしょ! えっへん!
で、今日がそのバイトさんの初出勤日。
年齢は聞いてませんが見た目私より若そうな男の子。そして私より頭良さそう(笑)
なんと私が彼の指導担当になりました。基本的な仕事の流れは上司が説明して、細かいことはmagas君よろしくみたいな感じ。
人に教えるのは初めてでしたがちゃんとできただろうか……。
うちの部署はやることが結構多岐にわたるので覚えることもかなり多いですが、ちょっと初日から詰め込みすぎてないかな?
普段自分がやるように順序立てて説明したつもりだけど分かりにくくなかったかな?
なるべく優しく教えたつもりだけどちゃんとついてきてくれるかな?
初日の指導を終えた今、いろいろと心配になっています。
人に教えるのって難しい。だって、人に教えるには自分もちゃんと分かってないといけない。正直、見よう見まねでやってるところやなんとなく雰囲気でやってるところがないとは言えない。
人に何かをやってもらうとき、「やっていくうちに覚えるよ」で甘えちゃダメなんじゃないか?
指導される側の立場だった自分もそう感じてた。それを、後進にそのまま伝えていいのか?
うーん、難しい。
正直、うちは大手と違ってマニュアルでかっちり決まってるわけではないので。
「これだけ覚えとけば大丈夫」っていうのがあんまりなくて、状況次第で判断しなきゃいけないところも多くて。
正直自分も、そこはちゃんとできてない部分も多いし、私の裁量で決められないことも多い。ガチガチにマニュアル定めててくれたほうが楽な場面も多いんですけどね。
若い人があんまりうちに定着してくれないのはそのへんなのかなぁと思わなくもないけれど、なんとか慣れてくれることを願うしかありません。
いつになく真面目でつまらない話でごめんなさい。
でも、まさかの「せんぱい」になった話をどうしても残しておきたくて。
皆様は、なにかを「育てた」経験はありますか?
部下でもいいしペットでもいいです。
なければゲームのキャラでもいいです。
苦労話とかあったら聞いてみたいです。
ちなみに私は「艦隊これくしょん」というゲームでお気に入りのキャラをイベントで使うためにレベル3桁超えまで育てたことがあります。そしてその子は今でもうちの艦隊のレベルトップを走っています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます