第13話櫻守の篠山教授

「櫻守の篠山教授ですね

、お待ちしておりましたどうぞこちらへ。」


大原へ次の訓練を促し丁寧に挨拶をして、二人は施設通用出入り口から東の大木、所謂老齢の櫻の木hrと出r手行く背中を見送り、「篠山先生はここまで仕事に来るのか・・・。」と感心していた。


「櫻の病気は黒岡にまで及んでいますね。


古市や県守に広がっていましたからまさかとは思ったんですがねえ・・・。」


マサに溜息交じりだったが、「そうですか原因は何ですか?」


 強張った表情は、脳血管障害との櫻の病気の関連性を薄々感じてはいたが、エビデンスが欲しかっただけに篠山の次の言葉を待っていた。

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