2019/09/01
花を手折る数だけ誰かの笑顔が増える。
誰かが綺麗と思い、
欲するのなら、
私は手折らなければならない。
それが私の仕事だから。
私がどんなに綺麗だと感じようが、
大切に慈しもうが関係ない。
命令は行動に直結する。
しかし、行動から切り離された心だけは、
手折る前も後も、
のびやかだった彼女も囚われた彼女も、
美しいものだと憶えていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます