第16話 開始
"再び あの洞窟で 修行をする事に......
お昼は 山田さんが 作ってくれた 弁当を食べたが ここから先は 自分たちで 食糧になる 獲物を捕獲しない限り 食べる事は できないと言う ルールを作り 自分の食糧は 自分でと ユミさんは言った。
不安もあるが やるしかない!日が沈むまで まだ何時間かある。僕もユミさんも 別れて 食糧を確保する事に......
「健闘を祈る!」
そう言うと ユミさんは 森の中へ
僕も オチオチ してられない。これから 一週間生きられるか 極端に言えば 命がかかってる。
ユミさんが 言ってた 行動あるのみを 今実感しているわけで 出遅れたけど 森の中へ進んだ。
弓矢を肩に掛け 動物が 居そうな所を 歩き回った......探せば探すほど 見つからない。
初日から苦戦......時間と体力 だけがなくなる動くだけじゃ ダメなのか...僕が動物だったら 頭の中で 考えてみた。人間の気配が するとこには 行かないよな...だったら どうする
考えろ!
「あっ!」
僕は 辺りを 見渡し 登れそうな木と 眺めのいい木を 探して 登った。
実際、何処に動物が 現れるとか どんな動物が いるのとか 全く分からない。なら、観察する必要が あるんじゃ ないかって 僕の頭では この考えが限界だ。しばらく 木の上で 様子を 見る事にした。
ふと、ユミさんは 大丈夫なのか 気になったが ユミさんなら きっと、大丈夫だろうと 自分の事に集中する。
できるだけ 気配を消して 音に集中......
すると、木の下辺りの 植物がはえてる所から
ガサッ ガサガサ ガサガサ ガサッ
木から 落ちないように 弓を引き 狙いを定める
心臓が ドクドクと 小刻みに 波打つのが 分かる
「いっ!イノシシ!?」
心臓の爆発と共に 矢を放つ!イノシシ 目掛けて矢が一直線に......
「チッ!」
逃げられたか......
イノシシの 反射神経の良さに 驚いた‼そう簡単には いかないと 実感はするけど 何故当たらないかが いまいち 分からない......
どうしたら 当たるのか ブレがあるのか?ため息しか出ない。
僕は 木から下りて 自分の放った 矢を探した。
その時、大きな音と共に 何かが 物凄い勢いで迫ってくるのを 感じた。とっさに、自分が放った矢を見つけ 近づく何かに 弓を引く
堪えられない 恐怖が襲い 次の瞬間
「うわぁーーーーー」"
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます