第3話 高校時代
孤独の三年間を過ごしたと自負している。心でもやもややしんどさと向き合っていた。青春を味わうことはできなかった。自分の能力の低さ、運動神経、勉強のできなさ、最高の中、それを埋め合わせる力を持っていなかった。
劣等感に悩まされた。クラスメイトからいじめを半年くらい受ける。先生に相談することでなくなった。ボッチでクラスに居場所がなかった。吐き出したいことがたくさんあった。不登校気味で保健室登校をしていた。
保健室にいた記録を残しておいたら良かった。保健室のベッドで寝ることが増えた。
本気で社会不適合者だと思った。クラスメイトも何人か不登校になったり、転校したりしている。
自分の高校は閉鎖的な環境だったとも思う。納得の行く進路にならなかった。クラスに居る、拘束時間が長すぎることが原因で勉強に身が入らなかった。
誰にも相談できず、1人で、さみしい気持ちを溜め込んでいた。進学校でもスクールカーストはあるんだと実感した。何一つ思い出がない。卒業式の記憶もない。何日か、学校を休んだこともある。
先生と対立した。学校に来て、保健室にいるのを快く思っていなかった。
途中でデイサービスみたいな他の施設を利用するようになる。そこの職員さんは親身になって話を聞いてくれた。
蕁麻疹を発症した。かゆくて仕方がなかった。孤独というストレスが体を蝕んでいった。うつになり、成績もどんどん落ちて、ビリになった。
この頃から、諦めみたいな境地になった。
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