毎朝のコーヒーを淹れる習慣

 丁寧な暮らしを動画で拝見していますとよく『モーニングルーティーン』という言葉が出てきます。おしゃれなナチュラル系パジャマで目覚めて、薄明るいカーテンを開けて白湯を飲む。そばには観葉植物があって……

 わたしはおしゃれなパジャマを持っていなければ、白湯を飲む習慣もありません。体にいいことだろうけれど、続かない。続かないことは無理に生活に取り入れなくてもいいんじゃないかと思います。


 時々、何かに縛られたように生活している人がいますが一番は自分が過ごしやすいこと。それが割と大事なんじゃないかなと思います。


 それでもわたしには毎朝続けている習慣があります。祖母と自分の分のコーヒーを淹れることです。まめな人は豆から引いて、細口のケトルでドリップして……なのでしょうが、わたしはいつも引いた粉コーヒーを買ってきます。以前はドリップの個装を購入していましたが、それだとコスパも悪いし淹れている時間も袋ももったいない。


 いつもフィルターの要らないコーヒーマシンに粉を二杯分セットしてスイッチオンそれだけです。

 ドリップしている間にメイクをすること、たった五分なのですが割と楽しみにしている時間だったりします。


 祖母は自分でコーヒーを淹れる習慣がないので、わたしが淹れたときのみ飲むのですが問いかけてほとんど断られたことはありません。「飲む?」 と聞いたら大体「飲もうか」と快活に返事してくれます。それが割と嬉しかったりします。


 ブラックが苦手な祖母には砂糖の代わりにザラメを入れることを教えました。

 試したことがない方もいらっしゃると思いますが、コーヒーにザラメを入れると香りが格段によくなります。とても美味しい。わたしはダイエットのためにしていませんが以前はよく入れていました。


 毎朝気に入りのものを飲むことで気持ちをピッと引き締める。

 わたしの続けている習慣です。

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