第3話「平和御礼」
穏やかに流れ出した今日に
芽吹いた思いを集めて
ふんわり花束作ったら
花瓶に添えて窓辺に飾る
優しい風がゆるやかに吹いて
そよそよと花びら揺れれば
甘い香りとふんわり出会う
そしてその出会いを連れて
筆を取ると
真っ白なキャンバスに心の風景を描く
しなやかでいて伸びやかに
ふんわりとしていてでも豊かに
流れる時が
ぎゅっと包み込んでくれるほど
愛おしく感じるのは
きっと心が時までも虜にしたからだろう
花も心も時もみんな寄り添って
まん丸になって
大きくなって
きっと世界は回ってる
全てが大切なもので
意味あるもので
かけがえのないもので
そんなものが詰まった世界は宝箱で
そんな宝箱にいる私もあなたも
きっと輝きに満ちている
涙の後には虹がかかり
遊びまわった後には夕餉が上がり
そして夜の後には夢が待っている
さて明日は何があるだろう
楽しみは尽きない
最後まで
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