第17話 歴史的な話四

 今回も、歴史的な話を書くわな。


 昔に京の都は、日本の国の中心――首都やった。


 また、奈良もそうやな。


 じゃあ、奈良もとい、何故に平城京から今の京都こと平安京に遷都されたんか?


 一つ分かるのは平安京は四神相応の地やったらしいことや。


 北には、高い山が連なり南には湖、沼があり、東に流水があり。


 西には大道があると言う意味らしいわ。


 また、地下水が豊富にあったからとも。


 だから、平安京は千年以上の長きに渡って都であり続けたっちゅう話や。


 そういや、平安と言ったら斎宮、斎院様方が有名やな。


 斎宮は今の三重県にある伊勢神宮に仕えた巫女さんもとい、お姫様をさす呼び名や。


 斎院は京の都の洛北――北側にある上賀茂、下賀茂神社に仕えた巫女さんであるお姫様の呼び名やな。


 まあ、詳しく言うたら、斎院様も斎宮様も皇室出身のお姫様が選ばれて派遣されてた言う話やわ。


 話が逸れたな。


 京の都は不思議な事に、遷都された当時から地震が他の地域より少ないとも聞くわ。


 やから、長い事続いたんやろな。


 ほな、これくらいにしますわな。


 さいなら、さいなら。


 

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