第5話
テキトーにジャンプした。
荒廃した世界。何もない。いや、自然はある。廃墟も。
遠くの方に見える山へ向かって歩き出す。
しばらく歩いて、足が痛み出した。
……かゆい。虫にさされた。
日が沈む。暗くて何も見えない。月が出ていない。
猿か鹿か、鳴き声が聞こえ始めた。オレは怖くなり、ジャンプした。
自室。安心だ。部屋の壁には世界地図がはってある。地図上でカーボベルデを探して……見つけた。そして、気分は晴れなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます