負け犬の遠吠え、されど諦めない明日について
空
死んでたまるか
僕が生きた道
良いか悪いかと言われれば最悪
到底自分を許せそうにない過去と
憎んでも憎みきれない幸福との離別
「周りの皆と同じように生きましょう」って
どの口が裂けて言えるんだ
もう既に他人と比べて相当ハードモード
そう易々と同じ道なんて歩けるかよ
僕が叫んできた詩
殊更病める真夜中と希死念慮
「ごめんなさい」で片付けられない後悔
たらればばかりで紡ぐ詩
痛え病べえと言える奴は相当な幸せもんだ
薄ら寒い詩と嗤うならそれでいい
どうせ他人には分かりようのない苦心と
雨霰と今日も降り注ぐ生きてる痛み
振り絞って叫んできた
言えずにずっと蟠ってた声無き声
流す涙すら涸れたその涙
そんな青を忘れた空虚を飛ぶ未来行き飛行機
終わりなき戦いを「孤独前線」と名付けて
何もなし得ない己に歯を食いしばって数年
終戦なんか一向に来なかった
今日この今こそ最前線
今日もどこかで誰かが戦っている
そんな誰かに届かない詩を今日もここで叫んでる
クソッタレなこの人生
お前だけには負けちゃらんねえ
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