どら焼きパンケーキ中佐の個人的【感想指揮官列伝】

どら焼きパンケーキ中佐

第1話【南雲忠一《ナグモチュウイチ》】

第1話

南雲忠一ナグモチュウイチ

南雲忠一ナグモチュウイチ中将は第二次世界大戦に於ける太平洋戦争大東亜戦争にて開戦初期の布哇ハワイパールハーバー《真珠湾》攻撃時での空母機動部隊司令官を務めた提督。

本来は専門が水雷であったが当人の適性よりも中将としての在任期間が任命基準を満たしていた為、大役を授かった。

聯合艦隊司令長官・山本五十六大将は小沢治三郎中将を推したかったそうだが中将在任期間が基準を満たさなかった為に見送られた。

南雲中将は真珠湾攻撃を成功させたが燃料タンクや整備ドック等のアメリカ太平洋艦隊再編を遅らせる為の再攻撃は行なわなかった。

然し、虎の子の空母機動部隊を沈めぬように軍令部総長・永野修身大将よりクギを刺されていた等の説もあり聯合艦隊司令部と海軍軍令部との板挟みになってしまった哀しき提督でもある。

その後セイロン沖海戦などで勲功を重ねたがミッドウェー海戦にて赤城・加賀・蒼龍・飛龍の四隻を一挙に喪失し敗軍の将となった。

だが、山本五十六長官らはこの時敵機動部隊を把握しながら南雲機動部隊への通信を怠った事も敗因の1つであり全ての責任を南雲中将1人に背負わせるのは如何かと思われる。

南雲中将の最期はサイパン島守備の陸上勤務であった。

儚くも玉砕し戦死した。

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