ラノベ作家が大炎上!!
ぞう3
第1話 ラノベ作家が大炎上!!
ちくしょう!
――の
ホントはあんたのことまで
「正気な俺だけがクソ
けれど
ウゾウとムゾウの
「――って言ったところで、
「
「……何だこれ?」
ビール
「
いつの間にやら
……しかも、
――
「
てっきりな自分がずっとフワフワで、
「だからさあ……ここ
そうだってばそうだ、
それにしてもふぁぁああああぁぁぁ……半分
――てな具合で、いつの
翌日は、パチクリ
ちょっとした
「ねえ? あのSNSのショートアニメの企画って
ラフなパンツスタイルにワイドな
「そいつが
「気にしないといけないミスがあって、
コンビニ
『どうなってんだやべえ!
『
『!?
『サボってんじゃねえよ
ほんの
『生きてたんかお
10年? 10年って何だ!? そう
『
『
ほ、
どうなってんだこれ!? お、
どこかのまとめサイトに、なんでも
『知る人ぞ知る、今や伝説のネットデブリコメディラノベ『お願い!フラグの神さま!!』、その作者に
……全然分からない!
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
『本編を早く書け!!』
さっきからずっと、
こ、これだけは言わせてくれ!!
俺じゃないんだ!! 俺はZOU3って
『お前の小説は面白いと言ったな……あれは
――って? いやはやまさかいやそんなちょっと待ってってば!
……だ、ダメだダメだダメだ! こ、こ、困るドー…… ホントにコマルドー!!
我に返ってみればただただ
――バタン!
パカっ!
勢いよく開いた
あるよあったよそりゃそうだ! だってさっき見たんだもんそりゃそうだ!
……素直にコメントくれた人達に
でも! そもそもZOU3がちゃんと続きを書いてればこんなことになんて! ……って
改めてきっちりな
……な、なんだ……
『いきなりこの
――って……
……か、
……ああそうか……俺、もう終わったんだな……結局、昨日も今日もってことはこれ……
……なんて馬鹿なことを考えて
ZOU3はもうプロデビューした
『分かりました』
――って、
コメント
炎上が更なる
あの窓の向こうで空という空が
身から出た
「いやあ~お
「私達の間にも、
都心も都心、今にも
「もう知っていらっしゃることとは
目の前に
――
「ですが、プライベートな
我に返り頭を
「すみませんでした違うんです!! 俺じゃないんです知らなかったんです!! ただ
だから……だから殺さないでえぇぇ……って、どれだけか“か細く”
時間の
つまり→…が→… ………… 。。。。。。〇〇〇〇 ●●●●みたいなスケール感増し増しで、この絶望の
「……それは本当ですか?」
やがてさえ、いつの間にか
「
ほんの
「……ZOU3がどんな人だったか、会ったことがある人が誰一人いないんです……
信じない信じない信じない! そんな
オカルトの
マンションやらで勝手に開く
この目で見てる目の前の世界だって、ほんのちょい
犬や猫が全く関係の無い場所を見てるのは、
……
あれ……でも……何かがあなたの
「
そ、それであんなことに……“生きてたんか”とか……作品の中身よりも、その
「
お、怒られてない……?
全然……お、怒られてないよね……これ!
良かったホントに良かった……でも本当にお酒って怖い……
「いいですか? 良く聞いて下さい。
……今、目の前の
「必ず売れます。売ってみせます。
……
けれど、どうにもそれが
「私達が
そう言って
「誰もが楽しみにしている国民的アニメだって、本当の原作者がとうの昔にこの世を
…………
…………
…………
…………
…………
…………
そうだ……これからだって、まるでどうにもならない
大した何かを書いたつもりもまるでなく、
……そうだ文野さんが言う
だけど、
……そうだ……“ZOU3”をこっちで
だけど、誰が聞いてもこれが悪魔の
でも……本当にそんなことをしていいのか……本当にこれが俺の……。
いや違う……書かない奴が悪いんだ……書けない奴が駄目なんだ!!
読者の期待を裏切り続けて、ずっと何もしなかった方が悪いんだ!!
それ
「やらせて
この世界は、誰もが誰かの
「
「では、今日から……いえ、もうこの
そう言って、本当は本物のZOU3の
……悪い夢が
それからその
けれど、
これまでブログに
ほんの
「
全てのプロジェクトにおいて
今この
けれど、あの日から
「私がZOU3です」
……もう何もかも、
消えてしまったZOU3が
いまさら、誰がZOU3である
「ねえ、何か悩みがあるなら聞くけど」
あの
「ひどいクマにひどい
あれから
変わらず、俺はどれもに
その
海外展開に
今となっては、本当にそんな人がいたのかさえ分からない“本物”のZOU3は
日々の
言い訳さえも押し殺して、これがチャンスだと……二度とあり得はしないチャンスだと思った。
……いや……違うな……ただ
俺が考えだした
書かないのが悪い……
いつからか、手放すのが
もしも、この立場でいることを
その点も
俺を
俺は俺の文章を、本当はいつまでもZOU3の作品の
だけど……。
だけど……!
「もう……もう
力無い
「だって……俺にこんなこと、本当は出来る
「
「
「そうだったのね……」
長く
もうどうせ
「会社も辞めちゃって、あれからどうしたのかなって思ってたの。
そう……そうだったのか……
「ねえ……
ずっと
「それこそ今やってるみたいに
それは……本当にそれが今、本当に本当に
「
ただ自分がどうしようもない
この
けれど、たった一つだけ大切なこと。
「俺がZOU3の“
その
けれど文野さんは、俺を
「……もう本当のZOU3はいないのも
「もう書きたくないんです! ZOU3がどんな思いで作品を書いていたのかも考えずに、
引き下がることなんて出来やしなかった。
自分を
モラルの意味さえ
だけど、それらすら
それでも! そんな世界がこれからだって広がり続けるのだとしても! ここに
それがZOU3が作り出した世界を、キャラクター達を
必死で語る俺の
「……分かりました。ならば、
ZOU3のこと、
「それは、こちらが決めることです。
それは
俺の言葉と文野さん言葉、その先にもう何も交わるものが無いまま……俺は何も出来ず、
身から出た
「なあ……あれって誰?」
「知らね」
――って、編集部内の人間だろう二人と逃げる様にすれ違い様、耳の奥に
きっと俺は、誰も知らない誰でもない自分を、けれど本当の自分だと信じたくて
一連のことが始まってから、
「それで? これからどうするの?」
「何か食べたい物でも言ってくれれば、たちまちにってね」
――なんて笑いながら
お願い!フラグの神さま!! 【ギャラクシーバトル編!】
(一部抜粋)
タブやんは、言った。
「もう終わりや。誰が、正しかったんかってことを」
あたしは、おかしいと思ったから、こう言った。
「あなたは、操られている。だからこそ、ここからまた始まる。このエクスカリバーの力を、見よ」
キンキンキンキンカキン。
「そんな攻撃で、わしを、倒すことは、出来ない」
キンキンキンキンカキン。
「でやあ」
キンキンキンキンカキン。
「俺達も、協力するぜ」
ダイゴ・ザ・スターと、キング先輩と、トライアングルフォーメーションで、合体したあたし達が、空を飛んだ。
「ファイナルレーザービーム」
ビビビビビビビビビビ。
「ぐおお」
タブリスは、倒れた。
変わらずZOU3
『さっぱり意味が分かんねえ! 別人だよな? 別人が書いたんだよな!!』
『ずっと信じてたのに! 何なんだこの
『これは
俺が“
「ラノベには
「これで今までのファンがついて来るんですかねえ! キャラクターのライセンス商品がどれだけ
この
「この場所で、
スーツ姿で現れた人物が、
「ねえ、
ソファから離れ、
作品の表現力においての比較論とは別に、この文章に多用された擬音自体は決して
一つの目的論として
原作を
「おい! ZOU3が出てきたぞ!」
作品の内容についてなら本来、その読者層に向けた発表の仕方がある
今や、
「お集まり頂いた皆様にはおいては大変ご心配をお掛けしており、誠に申し訳ございません。この
……ど、どういうことだ!?
「そりゃそうでしょうよ、あなたがZOU3さんなんですから! どうしていきなり作品の
代理ZOU3をぐるりと取り囲むマスコミのカメラから
「違う……そいつはZOU3じゃない違う!!」
思わず俺は、この
そいつは違う! 違うんだ! そいつは
「ご説明させて頂きます」
重々しい一礼から直ると、代理ZOUがカメラ越しの向こうで続けた。
「従来作品における文体は、およそマニアックな表現を多用した
「加えて、世界的にヒットを飛ばした
「今、世界的にキャラクター展開をされておられるパペットモンスター……いわゆるパペモンが、私が描く作品のキャラクター達の“お供”になる展開なども、今後考えておりまして」
「それなら、それを違う作品でやればいいんじゃないんですか! 新たなシリーズを立ち上げるとか!
そうだ……同じことをさっきから考えてた……なぜ、今までの作品をここまで変える必要があったんだ……。
「……大変申し訳ございません……それについてご報告を」
何だ……代理ZOU3の雰囲気が何か……そうだ……本来、会社の人間が
それまでの
「
そ……そんな……まさか…こんなことって……!
「私はこの
「ですが……
違う……
「これって大変なことになったんじゃない?」
――って俺の
「私は
『
『おい、これってどこからが本当でどこまでが現実なんだ! 信じられねえ!!』
『じゃあ、番外編からが全部偽物の作品だってことなのか……
『文体は一緒なんじゃなかったのか! おい!!
『にしても
『本物のZOU3は
炎上どころの
大パニックになったマスコミの質問攻めを
最初からこうなるつもりでこんなことを……?
……
突然のこと、部屋の
だ、
「た、助けてください! 誰も、誰も
ぶ、
俺は
「……いや
「
「いえ……こっちこそ……しかし、
俺が“
”
それに俺はもう、この“
「実は私……本当に昔からZOU3の大ファンでして……」
すっかり小さくなった
「いやすみません……信じては
話し終わりにまた両目に
――って……。
……奥さん?
「彼とは
まあこの際、あれやこれらの
大体、一番悪いのは
しかし、
だとしたら
けれど、仮に自分自身に
何故今、あんな
「“
そう思うことすらも虫が良すぎたって
「彼の
「……彼の
ただ、正義感に
「
あれが、
とん
とん とん
とん とん とん
とん とん とん とん
とん とん とん とん とんとん
「
この部屋の三人が、同時に順番も無いまま
ドオオ轟おおお轟オオオ轟おおおん音音音!!!
どおお轟おおお轟おおお轟オオオん音音音!!!
どオ轟おおお轟おオお轟おオおん音音音!!!
どおおおおおオオオおお轟おおおおおお轟おおおおオオオおおおおおおんん!!
「うひゃああああっ!」
ぶ、
“びっくり”
部屋中の
な、
バレたんだ!!
あちこちで割れ折れたりな
「
は……はいいい~!! って俺の
「
俺の声を
「ひ、開きません~!」
ドンッドンッドンッッ! って、ドアの
轟おおおおおオオオおおおおおん音
轟どおおおおおおオオオおおおおおん音
轟どおおおおオオオオおおおおおおおおん音!!
「横っ!
ばああアアあん! ひ、
それぞれが、それぞれどう
ゴン!
ゴン!
ゴン!
ゴン!
ゴン!
ゴン!
ゴン!
ゴン!
ゴン!
ゴン!
後ろを
轟ごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんんんんんん音
爆OOOOOOO音NNNNNNNNドオオオおおんんん音
轟音オオオオオオオオオオOOOOOOOOオオオオオオオん音……
「建物が……(俺)」
「……ととと、倒壊しちゃいましたね……(文野さん)」
「ガスの
どおおんオオオン どおオオオおん どおオオオオンンおん……
って……
――ヴゥウンヴゥウン――
「“お前”が誰だか知っている」
……これは……
「わ、わたしじゃありません!
「
……そ、そうだ!
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