第151話 レギュラーシーズン最終戦
ペナントレースが終わり、レックスが久しぶりの優勝を決めた。
もっとも久しぶりと言っても、25年ぶりとかそういうレベルではない。
木津をあそこまで引っ張るとは、などと相変わらずの采配批判はあったが、全ては結果が肯定する。
年俸に関しては、数字がものをいう世界であるが。
同日、ライガースも勝利はしていた。
しかし直接対決の最終戦、勝利してももう覆らない。
大介はここまで、本塁打数は54本。
どうやってももう、60本の大台には乗らない。
だがそういったことはどうでも良かった。
アドバンテージが取れないことは分かっているのだから、あとは最終戦をどう無難にこなして、クライマックスシリーズに備えるかだ。
三日間の休養がある。
シーズン終盤に雨天延期があると、こうやって間隔が空いてしまうものなのだ。
(全試合フル出場したのに、60本は遠いとか)
俺も衰えたものだな、と三冠王に加えて盗塁王や最高出塁率も確定させた化物が、何か変なことを言っている。
あとは日程の確認だ。
スターズ相手に三試合のうち、二勝すればそれでいい。
一つ引き分けがあってもいいのだが、それはむしろ珍しいことになる。
ライガースは結局、今年一試合も引き分けがなかったのだ。
いや、ここ数年ずっと、引き分けのないシーズンがほとんどである。
打撃のチームであると、こういうことがあるのだ。
ただ真田と直史が投げ合って、引き分けになったことはあるが。
アドバンテージで最初から向こうに一つ勝ち星がついているので、四勝しなければいけない。
引き分けが二試合以上あるというのは、ちょっと現実的ではない。
ただ今年の直史が、ファイナルステージに三試合も出てくるかどうか。
最終戦までもつれこんだとしても、中四日で初戦と最終戦に投げる、ぐらいのペースだと考えておくべきだろう。
今年の直史は本当に、無理をしていなかった。
もっともチームがほぼほぼ首位を走っていたので、無理をする必要がなかったとも言えるか。
ライガースはスターズとのファーストステージを戦って、そこで勝つ必要がある。
ただライガースはピッチャーの消耗と勝敗が、そこまで密接になっているチームではないのだ。
打って勝つ。それがライガースというチームだ。
直史は最終戦にはもう投げない。
投げても充分に回復するとは思うのだが、やはり故障の心配や、試合による事故の可能性は、完全に0にしておきたい。
基本的にはライガースが勝ちあがってくると考えて、ファイナルステージの第一戦に投げる。
そしてそこからは、他のピッチャーがどう投げてくるか、にかかってくる。
六試合のうち三勝するか、二勝一分で日本シリーズには進めるのだ。
直史とすれば中四日あれば、どうにか勝てると思っている。
あと一つ、誰かに勝ってもらいたい。
ライガースのピッチャーからならば、レックスはある程度の点は取れるはずなのだ。
もっとも対戦成績は、ライガースの方が上である。
レギュラーシーズンとポストシーズンは、戦い方が違う。
それこそ監督の貞本などは、そういった勝負勘には優れていない指揮官である。
去年の敗北の原因は、結局のところ直史に無理をさせなかったからだ。
中途半端な温存が、結局はあと一勝が届かない事態になった。
今年は監督の契約最終年。
思えばこの二年、新しい戦力が充実してきた。
現場では充分に育ってきたので、あとはドラフトでどれだけいい選手が取れるか。
日程的に今年のドラフトは、まだ日本シリーズの最中に行われる。
このあたり全てが終わってから、ドラフト会議というのもしてほしいものだ。
もっともそれでは社会人に進むか大学に進学するかなど、決められなくて困る人間もいるわけだ。
来年以降のレックスが、果たしてどれぐらいの成績を残せるか。
それは正直、直史がどれだけ衰えずにいられるか、というところにあると思う。
今年は球速ががくんと落ちたが、それでも無敗で通した。
最終戦に投げないことは、貞本の中では決まっている。
改めて見てみると、本当にその数字は化物だ。
そしてしっかりと話してみるために、軽く調整をしている直史に声をかけた。
「最終戦はリリーフ陣で回すつもりだが、何か意見はあるか?」
「いえ、どんどんと代えていきましょう」
先発ローテの強い選手を、当てるのはちょっと避けたいところである。
「上がってくるのはライガースだと思うか?」
「分かりませんが、スターズが上がってきた方が、こちらとしては戦いやすいのでは?」
「そうだな」
ここの二人の見解は一致している。
首脳陣の考えとしては、非常にシンプルである。
直史で二勝して、他の誰かで一勝するか、引き分ける。
すると星の数は同じでも、アドバンテージで日本シリーズに進めるのだ。
アドバンテージの強さが大きすぎるとも思えるが、やはりそれはペナントレースを制したチーム同士のほうが、盛り上がるという考えからであろう。
逆にそこから下克上するなら、それはそれで盛り上がるということもあるが。
ファーストステージでライガースが、一気に勢いをつけてくると厄介だ。
だがどんな勢いでも止めてしまう鉄壁の守護神が、レックスにはいる。
生涯無敗というわけではないが、負けた試合にはちゃんと明確に理由がある。
たとえば味方が点を取ってくれなくては、さすがにピッチャー一人では勝てないものなのだ。
攻撃と守備のバランスで、野球は勝敗が決まる。
逆に言うと大きくバランスが偏ってしまえば、片方の力だけでも勝ててしまうのだが。
第一戦と第六戦の間には四試合だが、四日間しか間隔がない。
これが去年は甲子園を舞台としたから、勝てなかったといっていい。
もっとも直史は、中一日で三勝して、最後の試合も途中から投げたのだが。
今年、同じことをすれば、今度は日本シリーズへ進める。
貞本としては自分と、縁がなかった日本シリーズで、日本一を目指せるのだ。
問題は直史の限界である。
今年の直史は、相変わらず化物じみたというか、化物そのものの数字を残している。
登板26 先発26 完投16 完封15 24勝0敗
218.1イニング 被安打65 与四球12 奪三振241 防御率0.17 WHIP0.35 K/9 9.95 BB/9 0.50 K/BB 20.08
登板イニング数が減ったし、奪三振も300に届かず、奪三振率も10を切っている。
防御率はむしろ改善しているのだが、WHIPは去年に比べて、おおよそ倍に悪化している。
被安打と与四球が圧倒的に増えているが、それが点にはさほど結びついていないということだ。
去年はとにかくパーフェクトを狙っていたため、一発を打たれる危険性も犯していた。
だが今年は勝利だけを考えていたので、あえて打たせたり敬遠したりと、年間与四球が0で平均という、直史としてはおかしな数字になったのだ。
奪三振数も奪三振率も過去最低。
また完投数が去年の23から16へと落ちている。
それだけ投げたイニングが減ったのに、奪三振は減って被安打は増えたわけだ。
だが無敗である。
ピッチングのクオリティが落ちたと言っても、それは過去の自分と相対的に比べた場合。
他のピッチャーや、ピッチャーの平均と比べれば、絶対的な存在であるのは間違いない。
直史以外の四試合を、三島、オーガス、百目鬼、そして木津の四人で埋めるか。
バッテリー陣を全員含めたミーティングである。
ただ自軍のことだけではなく、相手の動向も考えていかないといけない。
スターズは武史を使えるのか。
直史はなぜ登板しなかったのかを、武史からは聞いていない。
それはフェアでないからだ。
しかし出てくるとしたら、その試合は相手がライガースでも勝てる可能性は高い。
残りの二試合でライガースは、二つを勝つつもりで戦うだろう。
そしてピッチャーを温存する余裕はないはずだ。
ライガースの勝てるピッチャーは、畑、津傘、フリーマンの三人といったところか。
スターズ相手にはこの三人で勝てるだろう。
だがファイナルステージとの間隔は、一日しかない。
第一戦を捨ててくる可能性が高い。
レックスはそこで、直史に投げさせる可能性が高いからだ。
ライガースは直史が投げる以外の試合を、確実に勝っていくしかない。
しかし強打のライガースといっても、終盤にリードして勝ちパターンにつなげられれば、それなりにレックスの方が勝てる。
対ライガース戦の先発の成績を並べてみれば、面白いことが分かる。
直史 5勝0敗
三島 0勝2敗
オーガス 2勝0敗
百目鬼 0勝3敗
阿川 0勝3敗
青砥 0勝1敗
また勝ちパターンのリリーフで、国吉と大平が逆転された試合が一つずつある。
それでも勝ちパターンのままリリーフにつなげられれば、勝っている試合の方が多くなる。
結局レギュラーシーズンでは、ライガース相手に勝ちこすことが出来ていない。
それだけライガースは、安定して勝利するということが、難しい相手なのだ。
打線の爆発力が、とにかく並ではない。
もっとも去年は直接対決で勝ち越していたし、今年も10勝以上はしているので、僅差であるのは間違いない。
タイプの違う強さを持っているので、なかなか戦力の比較をしづらいのだ。
ともかくアドバンテージがあるので、三勝してしまえばいい。
直史は二試合に投げてもらうが、状況次第では三試合に投げるか。
「一戦目と三戦目、それに六戦目ってとこだけど……」
中一日と中二日、それぐらいならリリーフも使えば、投げられなくはない。
だが直史としては気になるのは、どういった試合をしていくかだ。
「申告敬遠も使いますか?」
これが問題である。
相手が大介であっても、直史がホームランを打たれることなどは、ほとんどない。
だが本当に珍しい一発を、大事なところで打ってくるのが大介であるのだ。
舞台が大きければ大きいほど、その発する力も大きくなる。
レギュラーシーズンの残った一試合が、ある程度は重要になってくるかもしれない。
レックスとしてもライガースとしても、もう優勝には関係のない捨て試合だが。
もっともライガースとしては、最後まで勝って、そのままポストシーズンに進みたいとは考えるかもしれない。
レックスは捨てていって、リリーフ陣を適当に使っていく予定ではあるが。
大きく負けても次の試合までに、かなり間隔が空いているのだ。
むしろライガースとしては、スターズ戦でどう戦うか、それが重要になってくるだろう。
直史は大介をどうにかすれば、勝てると思っている。
下手に申告敬遠をすれば、もしも舞台が甲子園であると、他のピッチャーに対する野次などがひどいことになっていたであろう。
しかし今年は神宮での対決なので、気合の入ったライガースファンも、それほど多くはやって来れないだろう。
完全に計算して、冷徹に勝利する。
プロとして勝利だけを目指すなら、大介との勝負は上手く避けるべきであろう。
貞本としては、それはどうでも良かった。
散々采配批判はされているが、それよりも重要なことがあると、彼は分かっている。
「シーズン中は優勝のために、無理をさせてきたからな」
直史が一つでも試合を落としていれば、こういう状況にはなっていなかったのだ。
「勝負はバッテリーに任せる。負けたらどうせ監督の責任だ」
野球は、もっと熱いものであるべきなのだ。
ただ単純に勝てばいいというものではない。
もちろん選手の立場からすれば、数字を残すことが年俸に直結するので、意識していくべきであろう。
だが直史と大介の対決というのは、もうそういうところにはないレベルの話だ。
野球というスポーツの中において、二人の対決というのは、歴史の中に残る伝説の戦いになるのだ。
それをただ、試合に勝つために勝負を回避すること。
純粋にそれは、野球という舞台に対する罪であろう。
貞本はなんだかんだと采配批判をされながらも、選手の育成にはこだわっていた。
そして未来の野球選手や、今の若手たちにも、ここの勝負は見せるべきだと考えている。
勝敗の責任は監督にある。
だから選手はただ、全力を尽くしてプレイしてくれればいい。
優勝よりも重要なことを、直史は後輩となる人々に、そして観戦するファンに、伝えていくべきなのだ。
野球に選ばれてしまった者の、義務とさえ言えるであろう。
そしていよいよ最終戦である。
これはもう、完全な消化試合だ。
なのでレックスとしてもライガースとしても、とにかく選手には怪我のないことだけを求めている。
両陣営共に、ローテではないリリーフピッチャーでのスタート。
しかし逆に言えば、普段は使ってもらっていない、ピッチャーがアピールするチャンスではある。
そんな普段は使ってもらっていないピッチャーがアピールするには、ライガースという相手はちょっと勘弁してほしい。
得点力では間違いなく、12球団でナンバーワンであるのだ。
だがどれだけの逆境であろうと、これをチャンスと考えられる人間が、生き残る人間であるのだろう。
レックスの投手陣は、1イニングから2イニングの、短いイニングを任せられるピッチャーは多い。
その中でもいい三人が、勝ちパターンのリリーフに回っているのだ。
ただレックスは、先発が不足している。
いつまでも直史が、20勝もしてくれるわけではないのだ。
三島はポスティングでの移籍を希望していて、もしも今年日本一になれたなら、それを拒否するのは難しいであろう。
レックスはそれほど裕福な球団でもないし、直史には高額年俸を払っているので、売れるならば売ってしまう。
木津が今年、終盤にではあるが、こういう形でブレイクしてくれたのはありがたい。
だがまだ三試合に登板しただけなので、シーズンを通して戦っていけるのか、それが不安なところであろう。
オーガスは来年もいるとして、青砥が引退する。
阿川は勝ちこそほとんど付かなかったが、内容が悪いわけではなかった。
去年はそこそこ一軍で投げた上谷は、今年は二軍でもくすぶったピッチングをしていた。
プロの世界は二軍では無双するぐらいでないと、一軍では通用しないものなのだ。
先発は六枚はほしい。
直史は昔、ほとんど中五日で投げていたこともあったが、今ではもう無理だ。
阿川をまたローテで使うにしても、あと一枚は最低でも必要だ。
ならばドラフトで即戦力を取ってくるか。
ピッチャーならばそこそこ、仕上がりが早いのは期待出来る。
幸い今年は、ピッチャーは豊作と言われている年である。
もっとも実際に豊作かどうかは、数年が経過してみないと分からないものだが。
レックスはそれに、打てる選手もほしいのだ。
達しかにショートやキャッチャーの、守備力が重視されるポジションに、打てる選手が揃っている。
だがそれこそ内野では、緒方の後継者が必要になるだろう。
小柄な緒方はそれゆえに、関節などへの負荷が少なく、選手寿命が長かった。
とはいえショートを長くやってきて、今もそれなりに難しいセカンドをやっている。
さすがに若返りを考えるべきだ。
レックスはチームバッティングは出来ているが、ケースバッティングでは長打力が薄い。
やはり四番には、主砲と言えるようなバッターがほしいのだ。
このあたりを外国人に頼っているのも、レックスの弱いところか。
もっとも四番に日本人の近本を置けているだけ、まだマシであるのかもしれない。
とにかく直史の、年俸が大きいことは響いている。
若手を上手くドラフトで集めて、しっかりと育成していく。
直史が引退したタイミングで、FAでの獲得なり、外国人の補強なり、金を使うべきである。
とはいえそういった判断は、フロントがすることであるが。
一応現場からの声は上がっているが、レックスは勝ちパターンのリリーフが確立しているので、そこが強いのだ。
大平も平良も若く、国吉もFAまでには時間がある。
打力を高めて得点力に結び付けるには、やはりスラッガーが必要になる。
もっとも貞本の、攻撃時における消極的采配が、スラッガーの成長をスポイルしたかもしれない。
育成型の監督であるが、そのあたりは確実性を求めてしまうのだ。
このライガースとの最終戦は、まさに打撃力の上下がはっきりとする試合となった。
ヒットの本数はさほど変わらないのだが、遠慮なく打った大介が、ホームランを含む三打点。
やはり一発で点が入るホームランというのは、野球の攻撃においては、重要な要素なのだ。
対してレックスは、中軸でさえもつないでいくヒットが多い。
それが上手くつながれば、着実に点が取れていくのだが。
ビハインド展開で投げられるピッチャーもいる。
レックスはとりあえず、先発一枚は新しくほしいのだ。
しかしそれ以外の、ピッチャーのポジションは数年の育成が必要で構わない。
それよりはやはり、バッターの方を考えないといけない。
ショートとキャッチャーが打てる選手であるありがたさは、充分に分かってはいるのだが。
結果として最終戦は、7-3でライガースが勝利した。
しかしこれもレックスは、主力投手を温存してのことである。
ライガースはおそらく、ここから三戦スターズと戦わなければいけない。
またバッティングは水物であるため、あるいはスターズがその確実性で、ファイナルステージに上がってくる可能性もある。
それならそれで、対戦成績はレックスの方が、かなり有利になるのだが。
消化試合であり、レックスは戦力を温存した。
そのため勝利であっても、ライガースにはいまいち勢いがつかない。
どうせここから、スターズとのファーストステージを戦わなければいけないのだ。
武史を相手に打撃爆発というのは、ちょっと難しい話だ。
ここから三日間が空くのは、せっかくの最終戦を勝利したライガースとしては、勢いが消えてしまうことになりかねない。
世間的にはやはり、今年も面白いポストシーズンになった。
去年とはレックスとライガース、逆の立場で戦うことになっている。
単純に去年と比較すれば、直史が三勝したレックスが、今年は優位に立っていそうだ。
しかし専門家の分析によると、今年の直史のピッチング内容は、過去最低であったらしい。
一度も負けてはいないのだが。
だが直史はMLBで、35試合に先発したシーズンでさえも、45本しかヒットを打たれていなかった。
NPBでは二年目に、27試合で49本を打たれている。
それに比べれば今年の65本というのは、確かにキャリアワーストだ。
防御率などもかなり、最低に近いラインではある。
ただそれでも、負けてはいない。
ピッチャーの価値というのは、単純な勝敗だけでは評価できない。
それが現在の、統計による野球の見方のはずではあった。
しかしながら実際のところ、直史はひたすら敗北がないのだ。
二点あればまず勝てるというピッチャー。
もっとも今年はそれに加えて、完投の数も大きく減った。
去年ほどの、絶対的な支配力を失っている。
もちろんナンバーワンピッチャーではあるのだが、その衰えははっきりしているのだ。
相撲で言うなら、優勝するのは分かりきっているが、全勝優勝出来るかどうか。
それが今の直史の注目点であろうか。
どちらにしろ直史は、国際大会無敗のように、大舞台には本当に強いのだ。
それは大介と似た部分である。
また直史は、もう一つ作戦を持っている。
それはクローザーとしての登板だ。
試合の終盤、勝っていればクローザーとして投げる。
それで一勝出来たなら、あとはもう一つ先発して勝てば、それで日本シリーズには進める。
一人のピッチャーに、これほどの期待がかかっている。
それこそがまさに、エースというものなのであろう。
ポストシーズンという、本当の戦いが始まろうとしていた。
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