解説 クサリク

 いわゆる牛人間で、ティアマト神が生み出した怪物の子供の一体です。

 ギリシャのミノタウロスの原型ともなった可能性が非常に高く、牛頭の怪物のまさにオリジナルとも呼ぶべき存在です。

 ちなみに前章でもちょこっと牛人間の石の戦士を描写しました。

 このことからメソポタミアにおいて牛人間は比較的ポピュラーな怪物だったようです。

 決して使いまわしとかネタ切れとかマンネリとかそういうものではありません。数千年続いた文明なのである程度怪物のモチーフが尽きてしまうのも無理はないのです。

 あと、牛人間であること以外いまいち影が薄いです。

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