近所の優しいお姉さんが、普段とは異なる様子でギターを弾く姿。幼心故に、束の間で恐怖や困惑を抱くも、一変。ただ見惚れてしまい、ただ彼女は輝いて見えた。……幼少の頃に受けた感銘を切っ掛けとし、主人公はバンドの結成をすることになる。物語の始まりとしてとても簡潔明瞭で素晴らしいです。
幼い頃だからこそ、より鮮明に心に刻まれるものがあり。その思いを胸に響かせ続けて、青春という人生の中でも特別な得難い時の間で自分なりの形で実現しようとする。果たして主人公達はどのような物語を紡ぐのか、ワクワクしてしまいます。