第3話 奇跡の海

海、海、海。波の音、雲一つ無い快晴。


 私は思う。ここに全てがあると。生まれてから、今日まで、いや、生涯全てを眼にする景色の終着。


 この海を表現する言葉に(ソーダブルー)とあったことを思い出した。ソーダブルー、最高の海を見た時に必ず使おう!


 波の音を聞きながら、眼を閉じていると、同じ波の音はない。聞き逃さないようにしよう。


 海から陸に吹き抜ける風も同じだ。二度はない。

聞き逃さないようにしよう。


 地球の大半占める海。約7割だと言われている。

いつまでもソーダブルーの海が残りますように…

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