2023年9月29日

 友人二人と見知らぬオフィスにいる。白いキャビネットがフロア中に設置され迷路のようになっている。私たちは奥の一角でテーブルの席について従業員たちを観察している。にわかに入り口が騒がしくなり制服姿の男たちが押し寄せる。警察のガサ入れが入ったのだ。私たちは仕事が終わったのでその場を去る。オフィスの裏口はそのまま駅構内につながっている。一人、用事で遅れると言ったのでもう一人と一緒に待つが、私は客先への訪問予定が近づいていたので先に行くと伝える。もう一人はダメだと反対する。私は予定を勘違いしてその日は時間に余裕があると伝えていたので気まずく思う。用事を済ませた友人が戻ってきたので三人で改札に向かう。駅構内は入り組んでいてエスカレーターを何度も昇り降りし、左右に何度も曲がる。歩きながら電車の乗り換えを検索しようとするが出発地の「八丁堀」を打ち込めない。そのうち改札にたどりつき中に入る。JRと地下鉄の二つの線が走っているが、私はどちらに乗ればいいのか分からない。友人二人は行先がはっきりしているので先にどんどん進んでいく。私は一人で携帯に文字を打ち込もうと続ける。

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