『幻想ルーム/げんそうるーむ』

ピピッ、僕の電源をOFFにしたんだ。


ONになったスイッチ、心の中で起動するの。


僕の目に映るのは、ただの幻なんだ。


嫌だと心が拒絶する、そんな世界を遮断する。


そんな幻の世界でさ、創ってみるの。


僕だけの、僕の為だけの、そんな世界をね。


住人もゼロから創り出すんだよ。


そこには無いよ、嫌いなモノは。


僕の好きだけを詰め込んで。


そんな世界を僕は、創って行くんだよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る