2023/09/25の投稿・椿象との出会い

こんにちは。カメリアです。

昨日まで、まだまだ夏だと思っていたのに、一気に気温が下がりましたね。

皆様は、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋とどんな秋を過ごされますか?


私は「読書の秋」推しなので、4歳になる甥っ子の誕生日に昆虫図鑑を買ってあげました。

私からしたらタダで貰えるとしてもお断りしたい代物ですが、何が欲しいか聞いたら輝く瞳で「虫の本!」と言われました……


かく言う私も、幼い頃から本物の虫は得意でないものの、絵を見ても寒気がする今と違って、昆虫図鑑は好きでした。

見たことないカラフルな虫が載っている図鑑を、弟と取り合いながら眺めていたものです。


天敵、椿象のページもよく見ていました。ハートの模様があったり、宝石みたいに綺麗な色の種類がいて、母に


「すっごいキレイな虫!」


と見せたのが、椿象とのファーストコンタクトだったように思います。


ちなみに母も今の私と負けず劣らず虫が嫌いな人で、嬉しそうに図鑑を見せる私に


「いやっ! やめて!」


なんて、本気で嫌がっていました。もちろん、まだ椿象のことをキレイな色の虫としてしか認識してない私は、母が嫌がる理由が分からず、何度も何度もそのページを「見て!」と見せに来たそうです。


どうにかやめさせたかった母は、当時私があまり、青臭い匂いのきゅうりが好きじゃなかったことに目をつけて、大量のきゅうりを千切りにしたそうです。


「くさい! きゅうりやだ!」

「つーちゃん、その虫はね、きゅうりの百倍臭いのよ」


そう言われた私は、元々好きじゃなかったきゅうりが、得意でない虫と結びつき、食べれなくなるくらい嫌いになってしまいました。

今でも、自らすすんできゅうりを食べることはありませんが、食べれないほどではなくなりました。なぜかって?


パクチーというほぼ椿象と同じ匂いがする存在を知って、きゅうりの青臭さは別物だと認識できるようになったからです。


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【この記事のタグ】

>椿象 >トラウマ >嫌いなもの >きゅうり

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