第38話 2日目の探索
ゴブリンの腹の中の内容物から3日以内に人を食べてると思われるらしい。
ゴブリン7匹で行動してたし、集団で行動してる魔物が、まだ居る危険があるから気をつけてと言われた。
夜にオリハルコン合金で家を造る、
久しぶりだから下手になってるかと思ったのに前より上手く出来てる気がする。
家は丈夫だけど大量の魔物が来たら危険なので交代で見張りをして寝る事になった。
でも俺とナチャチャさんは見張りしないで寝てて良いと言われた。
俺が見張りしても役に立たなそうだしね。
特に何も無く朝まで寝れた。
船で慣れたのか環境がどんなでも寝ようと思ったら寝れる体になってるな。
微妙に周囲の臭いが気になるけど、夜ご飯も朝ご飯も無理して食べた。
「もしスタンピードがここまで来たなら大陸で安全な場所とか、どれくらい残ってるかね」
ナチャチャさん
「スタンピードなら、こんなスタンピード初めて」
九鬼さん
「日本人で大陸中を測量と情報収集してた、凄い偵察人がカケージ港を拠点にしていたんだが」
「今日は、その人の拠点を探してみよう、居ないとしても何か残していってくれてる可能性がある」
俺達は初めて訪れた街が壊れて分からない状態で、家を探すという難易度高いミッションを続けてる。
途中、ゴブリンが何匹も徘徊していた。
避けないで遭遇する度に倒しては腹の中を調べていった。
地獄のような探索だ。
最近の俺はずっとルーガ語を喋ってる。
ルーガ人と話した事は無いんだけど、1番多言語を喋れる日本人の方が、
「ルーガ人と話しても会話は出来るレベルになってます」と言ってくれた。
ナチャチャさんもルーガ語を殆ど喋れなかったのに今では喋れる。
異世界人だからか覚えるの早かったな。
九鬼さんが地図と周囲を交互に見ながら、
「多分ここが拠点にしてた家だと思うな」
壁は壊れてて中は荒れてるが柱は残ってるので、形は保ってる家を指して言った。
床下に地下室への階段があるから探そうという事で、
俺は汗だくになりながら瓦礫の撤去するのを手伝った。
筋力強化スキル欲しいな、魔力が使いたい放題だから凄く便利そうなのに。
そう思いながら俺は1番最初に疲れて、へたり込み休んで皆んなの作業を見てた。
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