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僕は…………
宛もなく途方に暮れ………
気がつくと、辺りは………
真っ暗になっていた………。
( あ”ぁ”~~~、結局………
こう(家出)なっちまったぁ……
……………くっ、
あの顔(親父)を見ると………
無性に反発したくなんだよな…
……………はぁ~、
でも、これから、どーするよ……
今から泊めてくれるよーな……
仲間もいねぇし…………
……………ってか、
なんか、寒ぃーーーぞっ!!!
とにかく、どこか…………
“寒さをしのげる場所” を………
探さねぇーとマズいなっ……。
…………とは言うものの、
この辺、なんもねぇんだよな……
どこか…… どこか………… )
僕は、辺りを見渡した。
すると………………
「「 ん”っ…!! あ、あれは………
“戯夜曼地下横断歩道” …っ!!
…………そ、そうか!
アイツ(1日先の俺)は………
寒さをしのぐ為に………
やむを得ず、あのっ…………
地下横断歩道に入ったんだ! 」」
僕の目の前に…………
寒さをしのぐにはうってつけの…
“場所” があった………。
しかし、そこは…………
アイツ(1日先の俺)が言ってた
“戯夜曼地下横断歩道” ……。
リスク…………ありありだ。
だが、そこ以外に…………
寒さをしのげそうな所が………
…………見当たらない。
( い、行くしかないのか……… )
僕は……………
背に腹は代えられまいと………
…………不安を抱きつつも、
そこ(地下横断歩道)へ………
入る事にした………。
〈 カツッ… カツッ… カツッ… 〉
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