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家に帰る途中…………
……………僕は思っていた。
( マジでクビになっちまった………
田宮さんが…………
『俺』 の事で……………
そんなに悩んでたなんて………
田宮さんがいなかったら、俺は…
もっと早い段階で………
クビになっていたのかぁぁぁ……
………………くっ、
ずっと…………
引き止めてくれてたんだな………
……………田宮さん。
ホントに悪い事をした…………
田宮さんに…………。
まぁ、今となっては…………
時、既に遅し…………だな。
俺がいなくなれば…………
田宮さんは悩まずに済む………
これ(クビ)は…………
田宮さんへの、せめてもの……
償い………ってヤツか。
……………それはそうと、
アイツ(1日先の俺)は………
やはり……………
未来から来た “俺” なのか?
本当にこうなる(クビ)のを……
知っていたという事か…??
ん”ん”、なんだか…………
単なる偶然とは思えないような…
気がしてきたな………… )
そんなこんな考えながら……
歩いていると、僕はもう………
………家に辿り着いていた。
僕は、ため息まじりに………
玄関のドアを開けた。
〈 ガチャ… 〉
すると………………
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