P.15


 [ あぁ~~~っ、お客様っ………

   ……………もしやっ、


   その “コーヒー” を見てっ……

    (ほっ…とコーヒー)


   驚かれましたかっ…!?


   その商品っ……………

   “ほっ…と” なのにっ………


   “コールド専用” なんですよ!


   まっ、容器に移し替えればっ…

   あったかいのも、全っ然……


   イケるんですけどねぇっ…… ]



 「「 …………えっ!?

   あ………あ、あっ………


   し、知ってます、知ってますっ…


   俺、これ(ほっ…とコーヒー)…

   大好きでっ、しょっちゅうっ……


   か、買ってるんでっっっ…… 」」



    …………つって、

   何故か “僕” を完全無視して…


   僕の目の前にいる…………

   『僕』 …………とだけ、


   会話を進めていく…………。



    僕は、この瞬間…………

   “いろ~~~んな事” が………


   ………頭の中を駆け巡った。

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