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「 そ、そうだ…!!
あの “ジジィ” なら、きっと…
何か知ってるハズだっ!! 」
異様な雰囲気に焦った僕は直様…
地下横断歩道(南口から)に戻り、
ジジィ(謎の老人)を探した。
「 ハァッ… ハァッ……
おいっ…!! じぃさん…!! 」
しかし………………
〈 シ~~~~~ン…………… 〉
「 ………………あれっ!!?
い、いない……………… 」
どこを探しても……………
ジジィ(謎の老人)の姿は……
…………見つからなかった。
「 …………くそっ、
どーなってやがんだっ………
ん? 待てよ…………
このまま………
北口(入って来た方)に出れば…
………案外……………… 」
そう思った僕は…………
“北口” に戻ってみた………。
〈 タッタッタッ……… 〉
だが…………………
「 ……………明るい。
南口(出口)と同じ空だ………
変な世界に迷い込んだのか…!?
…………いやいや、でも、
“風景” は変わってない………
あ”ぁ”~~~~~っ…!!!
なんなんだ! この状況っ…!!
こ~~~りゃ、
家出してる場合じゃねぇ~わ!!
不本意ではあるが………うん、
とりあえず……………
おうちに…………帰ろう。 」
僕は “予定” を…………
変更(家出取り止め)し………
………家に戻る事にした。
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