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 【 おぬしのような若者が………

   こんな場所(地下横断歩道)で…


   寒さをしのごうとするなんて事、


   普通はせんわなぁ…………。


   頼れる仲間も…………

   いないんじゃろう…………


   だから、こうして…………

   “ここ” へ……………… 】



 「 お、おい! ジジィ…!!

   分かったような事っ………


   言ってんじゃねぇーぞっ!! 」



 【 なに焦っとる? 図星か…? 】



 「 なっ…!! くっそぉ………

   腹立つぅぅぅ……………


   ヤメだ! ヤメヤメっ…!!


   こんなトコ(地下横断歩道)っ…

   いれねぇーーーわっ!!!


   蜘蛛の巣、スゲぇ~~~しっ……

   暗ぇ~~~しっ………


   “変な先客” …………いっし!


   ……………フッ、

   じゃあな、じぃさんっ………


   達者でなっ…………… 」



    その場の、いろんな事に……

   ムカついた僕は…………


   ゴニョゴニョ言ってるジジィを

   無視して…………


   南口(出口)の方へ………

   出て行こうとした……………


   まさに、その時だった…………

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