第6話迷い・・・。

「格闘の素人のあの子らをボコッても自慢にならんし・・・。」


修の顔を見たが直ぐに前を向いた。


 輝は5歳の頃からk1に憧れグローブ空手を始めていた。


 グローブ空手は、両手にグローブと、両脚に防具を装着する事実上キックボクシングだ。

「努力は買うがナーバスなところは否めんな。命取りやぞ輝?」


 修を見下ろす輝はニコニコと笑っていた。


「うん大丈夫やで修ちゃん?」


 シュッシュッとシャドーを繰り返しハートはチキンではないことをアピールしていた。

「そう

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