第43話 8月10日①…女子(中身おっさん)バイカー北海道へ行く

朝の3時30分…。フェリーの外はまだ暗い。


目を覚ました俺は歯ブラシとタオルを持って洗面所へ向かう。すでに何人かは目を覚まして船内を移動し始めている。


洗面所に着くとヘアバンドで髪をまとめて歯を磨いているとマネージャーの饗庭あえばも起きて来て俺の隣で歯を磨き始める。


「はふはん、ほのあほへふはふほひちほいほうにひはへてほはひはふ。」


歯を磨きながら語り掛けてくる饗庭だが何を言っているのか不明であるが俺には分かる。俺は口の中を水でゆすいで冷静に対応する。


「ハルさん、この後ですがくのいちの衣装に着替えて貰います…ね。了解。」


歯ブラシを咥えたまま饗庭が親指を立ててサムズアップする。もう何を言ってるのか表情を見れば解るくらいに長い付き合いだ。


ベッドに戻るとまだ一花は寝ているのでぎりぎりまで寝かせておこうと思う。


「うーん…やっぱ派手だな。」


饗庭がベッドの上に置いたであろう罰ゲームのくのいちの衣装を着込む。


ちなみに今回はバイクの乗車もあるので安全の為に専用のプロテクターを衣装の上から取り付けるのだが、これがまた凄い。


プロテクターとは思えない作りで戦国時代で使用してた様な籠手、肘当て、肩当て、膝当てが違和感無く衣装に合っている。


一番驚いたのは俺の胸のサイズに合った胸当てで見事なジャストイン&フィットである。これには毎回驚かされる。


衣装は長い黒のブーツに、黒のくのいち装束、赤い帯に赤い額当て、紫のノースリーブの全身タイツである。


もちろん製作者は衣装担当の長浜が製作をしている。今や役者達の衣装と小道具は彼無くして有り得ない程の影響力を持つようになっている。


「ハルさん良くお似合いですよ。…まるで戦場に向かうくのいちですね。」


洗面所から戻ってきた饗庭が褒めてくれるがこの衣装でバイクに乗るイメージをすると苦笑いしか出ない。


朝4時になると船内アナウンスで車の運転手に待機する様に指示が入る。それに伴い饗庭が車両甲板へ荷物を持って移動を開始する。


「それではフェリーターミナルを出た所で待機してますので、後ほど。」


「饗庭さんまた後でね。」


饗庭が車両甲板へ降りて行くのを見届けると続けて俺は一花を起こす。


「おーい!朝だぞ!もうすぐ小樽に着くぞ。」


「んー…むにゃむにゃ。」


「ほら歯磨きセットとタオル。洗面所に行って早く終わったら着替えてね。」


フェリー内では朝シャンが出来ないので寝ぼけたまま移動する一花。それを見送ると俺は船外のデッキから小樽港を見に行く。


途中の船内通路を歩くと他の乗客から注目を集める、覚悟してはいたがやはり恥ずかしい。


デッキに出ると雲一つない空に日が昇り始め早い時間もあってなのか夏とは思えない程のひんやりとした風と空気を感じる。そしてとうとう遠目に小樽港が迫っている。


この来たぞ来たぞ感がまた堪らない。


しばらく小樽港を眺めて近付いていくとある事に気付く。何か柵に横断幕が下げられているが文字が小さくて読めない。何かのイベントなのか。


どんどんとフェリーが小樽港に寄って行くと文字がはっきり読み取れる様になる。


その横断幕には…


『ハルちゃん一花ちゃん北海道へようこそ。』


と書かれている。


「なんだあれ…誰がやったんだ…。」


突然の心当たりの無い横断幕の歓迎に戸惑っていると着替えた一花が後ろからやってくる。


「ぶっははは!ハルってば村上水軍の娘っぽくて似合ってる。」


俺のくのいちプロテクター装着した格好を見て一笑する一花だが俺の視線を追うと横断幕に気付いて驚いた表情を見せている。


「何あれ、ハルって北海道に知り合いでもいるの?」


「いやいないけど…何となく想像は出来る…。」


昨日、新潟港で北海道へ向かうという話をファンにしてしまったのでSNSで情報が拡散されてしまったのだと思うが、横断幕まで用意するのかという思いもある。


デッキからフェリーが接岸するのを見ているとバイクの運転手も移動する様に船内アナウンスが入る。


横断幕の件は後にして俺と一花は荷物をまとめて車両甲板へ行きバイクで出発の準備をする。


「あ、あれ?エンジン掛からないんだけど。」


「一花…1速からニュートラルにギアを戻して。」


初心者ライダーあるあるで1速ではエンジンは掛からない。慣れていないとここも結構引っ掛かる。一花が慌ててクラッチを握ってニュートラルに戻すと無事にエンジンが始動する。


周りの様子を見ると次々と車がスロープを下り北海道へ上陸して行く。車が全部下船し終えるとバイクの番である。


バイク系動画配信者が絶対に行う北海道上陸の映像、それが俺の眼前に迫っている。


「一花、とりあえず饗庭さんと合流するから俺の後に付いてきて。」


「了解ー。」


次々のバイクが上陸して行き、俺の番が回って来る。


係員の指示にしたがスロープ手前で一旦停止をする、目の前には小樽港だ。


外の係員から合図を受けると進行の許可が出る。


ギアを1速に入れてゆっくりとスロープを下りると北海道へ上陸を果たす。


そしてとうとう…


女子(中身おっさん)バイカー北海道へ行く。



小樽フェリーターミナル─


1年以上振りの北海道上陸だ、感傷に浸りたい所だが一花が居るので外へ出て脇道で待機をする。少ししたら一花と合流して饗庭と連絡を取ろうとするのだが…。


「饗庭さん…もしもし?…そんなに離れていないと思うんだけど。」


バイク用インカムで声を掛けるが饗庭が返答しない。おかしいと思っていると道の先にプラカードを持った男が立っている。


『ハルちゃん一花ちゃんコチラへどうぞ。』


プラカードで丁寧に矢印付きで誘導している。


「何だあの人…。」


「周りにこれだけ人が居るし行ってみようか?」


港湾関係者が辺りで作業をしているので、とりあえず一花と一緒にその矢印の方向へバイクで進んで行くと広い空き地へと誘導される。そこには先にフェリーを降りた饗庭の車が止まっていた。


空き地にバイクを停めてヘルメット外して辺りを見回すと周囲には50人位の男女が立っている。大人の男女、子供、年齢層が幅広く揃っている。


その中から一際体の大きい男が前に出てくる。


「よっしゃー!みんないくぞー!せーーーーーーのっ!!」


大きい男が周りに声を掛けて音頭を取ると周りの人もそれに合わせる。



「「「北海道へようこそ!ハルちゃん!一花ちゃん!!」」」



大きい男の声に合わせて50人位の声が一体となり俺の体を突き抜ける様な声で歓迎の言葉を受ける。


どこの誰だかは分からない、分からないけど俺達を歓迎してくれている。


俺の頭の中にはここまで来る為の出来事が走馬灯の様に駆け巡って行く。


色々な人との出会いや始まり…そうして辿り着いた北海道。


自然と俺の目から涙が溢れて止まらない。意志とは関係なくとめどなく流れていく。


「あ…あれっ…ははは、涙が止まらないや…。」


「ぬなああああっ!」


音頭を取っていた大きい男が俺の涙を見て慌てだす、その周りの人々もその様子を見て慌ててざわつき始める。勘違いをさせては不味いと思い俺が大きい男に声を掛ける。


「あ、あの違うんです。凄く嬉しくて…感極まってしまっただけです。」


「ほっ…そ、そうでしたか!わはははははは!」


大きい男が俺の言葉を聞いて一安心している。怖がらせたと思っていた様だ。すると横に立っていた一花が人だかりに隠れている饗庭に声を掛ける。


「色ちゃん!あんた…この企み知ってたね。」


「…ははは、一花さんこれも社命なのでお許し下さい!」


一花が俺の泣く所を見て怒っている。饗庭もこの企みを知っていた様子で申し訳なさそうに前に出てくる。一花は饗庭が居ない事に疑問を持っていたので分かったらしい。


「突然の挨拶で大変っに!申し訳ないっ!俺は会員No.9の藤堂 蔵人とうどう くらんどと申します!」


藤堂と名乗る男が声を張り上げて自己紹介をする。


(…なんだハル天会員って。)


ハル天会員とは…非公式非営利団体でありファンクラブの『ハルちゃんマジ天使会』の総称であり個人の会員を示す。


入会者には会員ナンバーを与えられるがメンバーの中でも財力、知力、体力が優れている者にはNo.1からNo.10までのナンバーズが特別に付与される。


ナンバーズの藤堂は札幌に本社を置く中堅ゼネコンである建設会社『高虎組』の社長をしている。


ちなみに創設者はデビュー前にハルの働いていたコンビニの時から目を付けていた正体不明のファン、ミスターX…である。


「昨日の新潟港でのSNSを見まして!こうして札幌、小樽近辺の有志を募ってお二人を喜ばそうとサプライズ歓迎会を開いた訳です!」


いちいち声が大きい藤堂が説明をする。事前に饗庭にも事務所から連絡があった様でそれを映像に収める様に指示を受けていた。


理由はともあれ、俺は凄く嬉しかった…今まではひっそりと上陸してひっそりと北海道を離れて行ったからだ。誰かに迎えて貰えるというのは幸せな事だ。


「本当に…本当にありがとうございます!…私、嬉しかったです。」


俺が全員の前で深々と頭を下げてお礼を言うと恥ずかしそうにする藤堂に近寄り感謝の握手をする。藤堂と他の人達に囲まれながら少しだけ談笑をする。


ここまで来た時にあった出来事や藤堂が俺のファンになった経緯などでの話で盛り上がる。最後には全員揃って記念撮影を行った。


今回はプライベートだという事を知っていたのでサイン会や握手会は藤堂側から拒否をされてしまった。あくまでも歓迎会のみのスタンスを貫いていくれている。


「しかしプライベートでの女性3人の旅行は国内とは言えファンとしちゃあ不安で。もし良かったらでいいんですがウチの社員の1人を連れていっちゃくれませんか?」


藤堂が北海道ツーリングを俺を含めた女3人に不安を覚えて提案をしてくる。


「おーい!鳥居!鳥居 助五郎とりい すけごろうこっちに来い!」


声を掛けると人だかりの中から体躯のしっかりした身長が180cm位の締った顔立ちをした髪がクシャクシャで無精ひげを生やした中年の様な男性が現れる。


「はい、かしらお呼びで。」


「鳥居、ハルちゃん御一行を裏でしてやんな!」


「だけど頭、今日は呼ばれただけで俺はハルちゃんのファンじゃないですがいいんで?」


「だからこそ鳥居、おめえが適任なんだよ。」


俺の方を見て許可を貰えるか確認をする鳥居。そこで俺が一花と饗庭と相談をした結果、後方でのサポートという事で問題なしと判断する。


「藤堂さんの紹介でしたら、宜しくお願いします。」


「あ、ありがとうございます、誠心誠意お勤めさせて頂きます。」


鳥居がお礼を言う、思わぬ同行者が増えたが藤堂の勧めるサポート要員だ、見た目が少し汚い鳥居だがスタイルも良く髭を剃り髪を整えたらかなりの二枚目だ。


言葉使いが若干気になるが。


鳥居が自分のバイクで準備を行い、整うとファン達全員が整列し始める。藤堂が再び音頭を取ると再び全員声を合わせる。


「よっしゃー!もういっちょいくぞ!せーーーーーーのっ!!」



「「「ハルちゃん一花ちゃん!いってらっしゃい!」」」



ファン達全員に見送られながらもその場を出発する。



国道5号を銭函方面へ走行中─


本当のファンというお見本を見せられて逆に勉強になるくらい気持ちの良い人達だった。水着を着て頑張った甲斐があったというものだ。


突然の歓迎会には驚いたが頼もしそうな男性要員として鳥居が加わった。なんだかんだ男が1人居るだけでも心強いものだ。主に饗庭と共にボディーガードな役割に期待している。


鳥居はというと饗庭の痛車の後ろに付かず離れずバイクで追従してくる。鳥居のバイクはアドベンチャータイプのYAMAHA Ténéré700だ。迷彩カラーに変更している。


鳥居は元々今日から北海道をバイクツーリングする予定だったらしいので装備も万端なのだが、俺達のツーリングに藤堂からの頼みとは言え参加して貰って少し悪い気がした。


小樽を出るとアップダウンの激しい沿岸の道、国道5号に入って銭函方面へ向かって行く。ここの辺りはまだ信号機が多い地域なので快走とはいかない。


少し走ると対向車線からバイクが走って来たので手を上げてピースサインを送る。


対向車線も俺のピースサインに気付いて手を振ってくれる。ヤエー第1号である。


「いやーやっぱ北海道のヤエーは気持ちが良いねー!!」


「へーあれがハルの言ってたヤエーなんだね。すっごい楽しそう!」


「腕が千切れる位にヤエーをやってやるぞ。」


対向車のバイクはこれから小樽港に向かうのだろう、俺達より一足先に北海道を堪能したライダー達だ。


走って向かう方向で大体その人が何処に行くのか分かってしまう。


一花も俺と一緒にヤエーをして行くが今の所の100%返事が返ってくる。俺のくのいちも凄く目立っている影響だろう。


しばらくヤエーを続けながら沿岸線の道も終わり銭函インターチェンジの付近で国道5号を左折し国道337号に入り道なりに進んで行く。


ここから本格的に道が広くなっていき信号機も減っていく、周りも少しづつ畑が増え始め快走路となる。


道なりに進むと途中に北海道に上陸をしたライダー達が必ず立ち寄る…立ち寄らない奴は人生の99%を損している。そんなお店がある。


「よーし、そろそろ時間も朝の7時になりそうだし朝食でも食べようか。」


「あーもうお腹減ったよ。」


「ムフフフ…今回の朝御飯は美味しいぞ!」


「ハルが美味いって凄い期待しちゃう…じゅるり…。」


その店とは北海道の絶対王者として君臨し北海道民の老若男女問わず信頼、信用も高く暑い日も寒い日も1年中を通して運営が行われているまさに王国。


尚且つ手頃なお値段に美味しいご飯、しかもおトイレまで貸して頂ける上に一部の店だけだが食事の出来るイートインコーナーを設置。


お手軽が度を越しておりご飯を買い過ぎたライダー達がお腹一杯になり苦しんでいる姿もこの時期なら度々見受けられる。


しかも地震で停電した時には唯一、稼働していた事により多くの人が飢えを凌げた事も記憶に新しい。その為かマークは不老不死のフェニックスを模している。


ホットシェフマークに全ライダー達が狂喜乱舞し、セイちゃんへの敵対侮辱行動は北海道民すべての敵。


北海道の絶対王者『セイコーマート』である。



セイコーマート新港南店─


「いらっしゃいま……せ…。」


くのいちの俺が入店するとレジに居た若い女性店員がそれを見てドン引きしている。


だが俺はそんな事にも目もくれずホットシェフコーナーに向かう。コーナーにはカツ丼、フライドチキン、ポテトフライ、豚丼、おにぎりが並んでいる。


「ムフッ…ムフフフ。1年以上振りのフライドチキン…それとチーズおかか。俺を待ってくれたか!」


ホットシェフコーナーのフライドチキンに俺が話し掛けていると後から入ってきた一花と饗庭がそれを見て引いている。


「なんか今のハルって何か気持ち悪いっていうか何と言うか…。」


「アイドルの欠片も無いですね…ただの不審なおじさんみたいです。」


そうですわたすが変なおっさんです。とでも言ってやりたいがハルの名誉の為にそこは我慢する。しかしまたこのお店に来れるとは本当に北海道だなと実感する。


「ハル!何がお勧めなのか教えてよ!」


「よーし一花。俺のお勧めを教えてやる。」


ホットシェフコーナーの揚げ物の棚からフライドチキンとおにぎりの列からチーズおかかを手に取り差し出す。


「これがーーーーマイフェイバリッドご飯だ!…はあはあ。」


「…ハルがそこまで興奮してるって事は相当やばい味ね。」


一花が興奮している俺を見て只事ではない事を察する。それも当然である…予算の無いライダー達はこれを食べて凌いでいる位に飽きが来ないほどに美味しい。


とにかく通常のホットスナックと思ったら大間違いである、北海道は鶏肉以外にも食品全般が全てにおいて美味いのだ。


「後は飲み物はソフトカツゲンが美味いんだよね。」


カツゲンとは主に北海道限定で販売されている乳酸菌飲料の事である。少し酸味が効いていてさっぱりした後味が特徴的である。


くのいちで動き回って周りの視線が痛いがレジで精算を終えるとイートインコーナーで3人並び朝食を取り始める。


まずはフライドチキンを一つ取り出して頬張ると独特のうまみが口に広がる。チーズおかかもチーズの風味とおかかの風味の相乗効果で美味しいのだ。


「うーん…美味しいよ、やっぱり北海道って言ったらこの味だ。」


「うっま!何これ…北海道の人ずるくない?こんなの毎日食べれるの?」


「コンビニとは思えない美味さです。フライドチキンとおにぎりがまた合いますね。」


三者三様の反応を示しているが共通する点は美味しい事だけである。


イートインコーナーでご飯を3人で美味しく食べていると外で寂しそうに煙草を吸っている鳥居が目に入る。モデルの様に足も長いので煙草を吸う恰好も様になっている。


だがその表情はどことなく寂しそうで悲しそうな顔をしている。それに少しイライラした俺はフライドチキンの入ったカップを持って立ち上がる。


「助さん!フライドチキンはいかがでしょうか?」


「…え?す、助さん?」


何となく放っておけなかった俺はセイコーマートの外へ出てフライドチキンを串に刺して鳥居の顔へ近付ける。


「あ、あのハルちゃん、そういうのは友達同士で…んぐっ!」


「知ってますか?人からの贈り物は素直に受け取るのがマナーですよ。」


邪悪な笑顔で俺が鳥居の口に無理矢理フライドチキンを押し込む。こうした理由はなんか1人だけで悲しい顔をしている鳥居が妙にむかついたからだ。楽しそうな顔をするのだ。


その様子を見ていた一花と饗庭が外に飛び出してくる。


「助さんだけずるい!!ハル私にも食べさせてよ!」


「助さんだけでなくハルさん是非、私にもハル製フライドチキンをお恵み下さい!」


一花と饗庭が餌を待つ鳥の赤ちゃんの様に口を開いて俺に迫ってくる…。仕方ないので別の串でフライドチキンを一花と饗庭の口に入れて上げると満足した様に頬張る。


(なんだこの子達は…それにもう俺、助さん呼びで確定なんだ…。)


俺達の行動と呼ばれ方に驚く鳥居だが…まだ上陸初日、まだまだこんなものではない。

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