Q「二次元の女の子しか愛せません。三次元の女と付き合うことが考えられません」

Q「二次元の女の子しか愛せません。三次元の女と付き合うことが考えられません。三次元の女は醜く、お金にガメツく、自己主張が激しいだけの存在にしか思えません。

そもそも論、自分程度が付き合える女はブスで、頭も悪いくせに、自分の意見だけは押し通すワガママな奴ばっかりです。また、自分のような醜い存在が作った子供は生涯苦労し続けると思います。それが可哀想です。

ただ、僕は孤独が怖くて仕方がありません。

どうすればいいのでしょうか?」


A

 君の発言は女性を傷付けるものだよ。

 その点は、是非とも反省してほしい。

 ただ、それが君の本音なんだと思う。


 で、問題の発端を教えれば——。


 孤独が怖いが、君の質問内容なんだよ。

 で、孤独が怖いから、君は結婚を行い、家族を作ろうとする。ただ、自分程度の人間が結婚できる相手は高が知れていると。

 で、そんな相手に自分の人生を捧げる必要はあるのかと疑問に思ってしまうわけか。

 更には、自分の子供を作っても、自分の遺伝子では生涯苦労してしまうだろうと。


 回答しますと——。


 君は頭いいんだよ。

 損得勘定で動く利己的な人間なんだ。

 だから、結婚なんてできないと思ってる。

 ただね、世の中は君と同じように、賢い人間ばかりじゃないんだよ。

 合理的な判断ができず、ノリと勢いで結婚しちゃうし、子供を作る輩が多いんだよ。

 多分、君はそんな人間を「無責任だ」と一刀両断すると思うけど、それが世の中だよ。


 頭空っぽにして、君も誰かと付き合えばいいんじゃないかな?

 結婚しても、子供を作らない生き方もあるし。パートナーとなり得る存在を見つける。

 それで、君の問題は解決するのでは??


 結婚=子供を作らなければならない

 その価値観を捨てて、結婚=生涯のパートナーを探すに変更してもいいのでは??


 もしもそれが無理なら——。

 君は、孤独と向き合う術を見つけるしかない。普通の人たちは孤独を避けるために、結婚という手段を使う。だが、君は結婚という術がないから、自分なりの方法を探すしかない。そうしないと、いつの日か壊れるから。


 私は孤独から解放される術は——。

 もう死ぬことだと思ってますよ。

 自分が好き勝手生きて、最後には死ねば全てから解放されると本気で思ってるから。


 私の中では——。

 死ぬ恐怖よりも孤独の恐怖が勝る。

 だから、死ぬことを選ぶつもりです。


 家族持ちの人間ならば——。

 娘のために、息子のために。

 孫のために、まだ自分は死ねない!!


 と思うかもしれないけど……。


 独り身ならいつでも死ねる覚悟がある。

 だって、守るべきものが存在しないから。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る