面白いあらすじの作り方は気になるキーワードを混ぜることではないか説

 面白いあらすじの作り方は気になるキーワードを混ぜることではないかと思ってる。


 ちなみに。

 私が好きな物語にありがちなキーワード。


『タイムマシン』

『タイムスリップ』

『異世界』

『怪獣』

『世界滅亡』

『タイムトラベラー』

『近未来』

『サイバーパンク』


◇◆◇◆◇◆


「こんな世界なんて、全部消えてなくなればいい」


 怪獣を操り、世界滅亡を企む少女と。

 そんな少女の世界滅亡計画に付き合わされる、夢破れたイラストレーター志望の青年。

 少女は「どんなことでも具現化する」特殊能力持ちで、青年が描く怪獣イラストを次から次へと具現化していくのである。

 少女と青年は怪獣たちによって、破壊されていく街並みを眺めて、ほくそ笑む。

 そして、この世界の破滅を望んだはずが。


「何だよ、これは……」


 東京の街を襲う、数々のモンスター。

 街は破壊され、人々は踏み潰されていく。

 自分たちの手で行うはずだった『世界滅亡計画』が、他の誰かに先越されてしまった。


「この世界を破滅に導くのはあたしたちだ」

「あぁ、奴等に好き勝手はさせられないな」


 世界滅亡を願ったはずの少女と青年。

 そんな二人が——。

 この世界を破滅から救い出す物語。


◇◆◇◆◇◆


 私が好きなのは、こーいうのなの!!

 わかる人、いますか??????

 こーいう薄暗い感じの作風が大好物!!


 エンタメ色を入れるために、少女と青年をヒーロー側にしたけども……。

 個人的には、悪役側のままでいいと思う。

 怪獣の出現は天災みたいなもので防ぐことはできない感じ。嫌なことがあれば、街が破壊され、人々が死んでいく。

 少女と青年は人々が死んだというのを、テレビのニュースで見て——。


「今回の死者は1265人か。失敗だね」

「前回の怪獣は2789人だったのに」


 みたいな感じで——。

 人の心も何もないことを言ってるといい。


 ただこれでは……。

 エンタメ色がないと言いますか。

 皆様の心にガツンと来る作品にはならない。キャラクターは立つんだけど、内容が薄気味悪いものになるので……却下しましたね。


 それに——。

 本当は〇〇しようとしていたつもりが、実際では△△する羽目になった。

 こんな感じの作品が大好きなんだよねー。


 暗殺者として雇われた若き天才暗殺者。

 彼は狙った獲物を絶対に見逃しはしない。

 次なる標的に選ばれたのは名家の令嬢。

 住み込み執事として働き始めた暗殺者は、令嬢を殺そうと寝込みを襲ったのだが——。


 実は他にも暗殺者が潜伏しており、令嬢の命を今にも殺そうとしていたのである。

 その瞬間、天才暗殺者の主人公はもう一人の暗殺者を捕縛し、令嬢家の専属執事に就任することに。

 この物語は——。


 天才暗殺者が名家の令嬢様に恋する話。


◇◆◇◆◇◆


 みたいな感じの、あらすじを作るの大切!

 300文字程度で、相手にお話の内容とこの話の面白さが伝わるようにしなければならん!

 皆様に少しでもこの面白さが伝わったなら、私は最高に嬉しいです。

 今後も面白いお話ができたら、あらすじ化して皆様にお届けしたいと思います( ̄▽ ̄)

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