アマチュアらしく戦おうと思った話

 新作を書き始めたんだ。

 今回は文体の方に力を入れて書いているんだけど、一癖も二癖もある感じ。

 個人的に書いてて物凄く楽しいんだけど、読み手の方々は困るだろうなと。

 でもさ、それが自分の持ち味なのではないかと思ってきましたね(笑)


 私は美しい文章を書くことを諦めている。

 その代わりに、面白い文章を書くことにしている。

 良い意味でも悪い意味でも、十人読めば十人全員が覚えてくれる文体。

 それは快感でも不快感でも、どっちでもいいんだよ。ただ覚えてもらえればいいなと。

 私の文章は、毒が多量にあるほうが面白いなと自覚している。でも、この毒を大量に入れすぎると、読者の方々から嫌われることも知っている。それでも、この多量の毒を発射したいのである。


 真面目な話——。


 自分の小説が面白い。

 それに関しては、自分が一番知っているんだよな。

 誰が何と言おうと、自分の作品は面白いのは理解している。

 残りは世間の皆様が、それにいつ気付くかってお話なので……。


 私としては、自分の戦い方を変えなくていいのかもなと。

 もっと自分がやっていることに自信を持って行動してもいいのかなと。


 プロの真似事をしても勝てるはずがない。

 ならば、アマチュアらしく尖った作品を書くしかないと思いましたね。

 というか、周りに合わせる必要がないと。


 私の作品は大賞を狙えないと判明した。

 王道な内容を書くことは不可能だなと。

 狙うのは佳作一択。

 才能の片鱗を見せ付けるしかないなと。


 というわけで、尖り続けます(笑)

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