面白い作品の書き方(私見)

 面白い作品の書き方


 以前にも同じようなことを話した記憶はあるんだけど、また喋りたくなったので話す。


 私が思う面白い作品ってのは——。

(ていうか、面白いと評価を貰える作品を書く方法は——)


 最初はアイデア。

 中盤はストーリー。

 終盤はキャラクター。


 という具合に重要な要素が変化するんだ。


 このアイデアというのは——。

 キャラクターとキャラクターの関係性及び、彼等が対処しなければならないシチュ。


 例えば——。


『職場に隠れて同人漫画家しているOLですか、職場の黒王子様にバレてしまった』


 みたいなラブコメ系とか——。


『クラス内で謎のデスゲームが始まった。でも、主人公だけがこの世界が昔読んだマンガの世界だと知っている。それに黒幕の正体さえもわかってる』


 みたいなデスゲーム系とか……。


 とりあえず、こんなものでいい。


◇◆◇◆◇◆


 真面目な話をすると——。

 娯楽作品の大半ってのは……。


 10万文字完結作品だとして……。

 最初の2〜3万文字までにハマらなければ、その先を読んでもハマらないなぁ〜と思う。

 300pの小説なら、大体100pぐらい読んだ段階で「うーん。面白くない」と思うなら……もうさっさと他の本を読んだほうがいい。


◇◆◇◆◇◆


 我々物書きってのは……。

 最初の100pを読ませる。

 これを第一条件にするべきなんだよね。


◇◆◇◆◇◆


 終盤はキャラクター。

 そう書いているんだけど……。


 アイデアだけで小説1冊は読めるんだ。

 実験小説的なものに付き合うことはできる。でも、続巻を買うことはほぼない。


 で——。


 アイデアとストーリーだけなら……。

 小説3冊ぐらいは読めると思うんだよね。

 ストーリーの内容が面白ければ、小説900pぐらいは案外読めると思うんだ( ̄▽ ̄)

 でも、3冊以上引き伸ばすのは無理と思う。


 アイデアとストーリーとキャラクター。

 この3つが合わさったら……。

 基本的に何冊も読めるなぁ〜と思う。


 小説を読む切り口は、アイデア。

 小説を読み続けるのは、ストーリー。

 小説の購買意欲を掻き立てるのは——。


 キャラクターなのかなと思いますね。

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