単体女優と企画女優に関するお話
元ネタは「ぼくたちが本当にシタかったこと。
単体女優はメーカーと専属契約してる子。
(クレジットに名前が掲載されます)
企画女優は複数人の演者が出る企画物のアダルト作品に出る女優さん。色んなメーカーの作品にも出れる。
(クレジットに名前が掲載されません)
アダルトビデオはレンタルが主流だった。
つまり——。
アダルトビデオは、レンタル系メーカーが牛耳っていたわけである。
レンタル系メーカーの作品には規制がある。例えば、ヘアヌードNGなどなど。
(アダルト作品の主流は、レンタルビデオ。で、そのビデオに登場するのは単体女優ばかりだった。ということを覚えればOK!!)
で、その規制をかけていたのが、日本ビデオ倫理協会である。
少しだけ内容を細かく解説すると——。
1981年のビデオデッキは、家庭普及率が10%前後。この後にレンタルビデオが急速に浸透。ビデオレンタルシステムが確立。
日本ビデオ倫理協会が定めた規制を違反するビデオ作品は、レンタルビデオ屋で取り扱うことができなかった。
で——。
90年代末期に、セル系メーカー登場。
セル系メーカーとは、個人用に販売するビデオ。中心に活躍したのは、インディーズビデオ。つまり——日本ビデオ倫理協会が定めた規制を守らなくてよかったわけです。
でも——。
単体女優は、メーカーと専属契約中。
なので、取り扱うことができません。
というわけで——。
企画女優に白羽の矢が立ったというわけ。
まとめ
①アダルトビデオはレンタルが主流
②アダルトビデオの制作はレンタルメーカー系が独占状態で、様々な規制を掛けていた
(公安系に目を付けられるのが怖かったから。1970年代に性表現の問題で、何度も摘発されていた過去があるからね)
③規制ばかりのコンテンツでは面白くないと、セル系のインディーズメーカーが登場
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