大学生の前に突然現れた黒猫と、毎晩増えてゆくカラーボックス。それをSNSにアップして人気者になった青年を待ち受けていた結末は――。『ネット上における「人の目」、「人気」を気にして大事なモノを見落としていませんか?』現代人に対するそんなメッセージが込められている、かも知れないし、込められていないかも知れない作品です。このレビューに目を通した皆さんは、どう受け取るのでしょうかね?