第2話佐野屋

佐野家は、名古屋市東区の大曽根にある、角打ち。

角打ちとは、立ち飲み屋の事。

先ず、この店は酒屋さんだから、原価に近い値段で飲める。

赤星大瓶が380円で飲める。

小銭入れの器に事前に1000円くらい置いていると、店員が提供と同時に差し引かれる。

立ち飲みだから、長く居ても1時間。

次の店に移動するのが、殆ど。

焼き鳥は一度に注文しないと、焼き鳥の追加注文すると、店主に怒られる。

マグロの中落ちがおすすめ。

300円のだったか?

年齢層は高め。おじいちゃん達が多いが、若くて酒好きな人間はこの店に来る。

空いた瓶ビールの瓶は自分でケースに運ばなきゃならないルールがある。


もう、20年間たまに行くのだが、飽きない。

春夏冬二升五合(商い、ますます繁盛)。

また、店内に喫煙席があるので有り難い。

佐野屋は安い酒を飲み、安いながらも美味しいツマミで、2000円以内で酔っぱらえる。

ここの角打ちと出合ったのは、酒屋にビールを買いに入店したら、ザワザワ奥から聞こえる。暖簾をくぐると、飲み屋だった。それから、この店に通う様になった。

角打ちも少なくなってきたが、是非佐野屋を宜しくお願いします。

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