感想企画案集積所:8

 ついさきほど、この〝切れッ端〟から移植した創作論と、感想サンプルである『ミストリアンクエスト』の感想文を書き終えました。自作の感想とはいえ一万字を超えてしまったので、三分割することにいたしました。


 果たしてやり遂げられるのかどうか、といった部分も心配ではあるのですが、それよりも危惧しているのは「感想の質が上下しないか」といった点ですね。おそらくは物語の執筆と同様、後の参加作ほどブラッシュアップされてゆくことになるとは思うのですが、この感想企画に関しては、できれば「そうならない方が望ましいな」と。


 漫才コンテストのトップバッターが基準点を付けられ、絶対に優勝できないように、最初の参加者ほど〝損〟をしてしまうためですね。もちろん、本企画は批評でも賞コンテストでもないのですが、内容のクォリティに差が出てしまうのは避けたいなと。――とはいえ、すべてを平等にするのは不可能なのですが。



 そんなわけでして、いよいよ最後の準備を行ないました。

 それが何かと申しますと、「ブロックすること」です。


 これまでに私が数々の批評・感想企画を見てきたなかで、トラブルを起こした方や、攻撃的な文言を書き込んでいた方は軒並みブロックいたしました。幸いにも、私のフォロワさまには一人もおられなかったのが救いですね。


 これまでに私の作品へ足跡を残された方もおられませんでしたので、そもそも接点がない人たちです。ただ「批評・感想企画」には、高確率で顔を出してくると思われますので、先手を打たせていただきました。もしかすると、この文書をお読みの方の中にも混じっていたのかもしれませんが。



 その代わり、これまで「★剥がし」の報復として私がブロックをしていた方々は解除いたしました。攻撃的なプロフィールを書かれていた約一名はそのままにしましたが。当然ながらストーカーも解除しておりません。当たり前ですが。


 なぜ、これらの方々のブロックを解除したかと申しますと、「素晴らしい作品を書かれているから」に他なりません。この〝切れッ端〟の記念すべき最初の投稿でも述べておりますとおり、作品の質も良く、創作への姿勢もストイックです。ですので解除いたしました。――ええ、本当に。なぜ「★剥がし」なんてするんでしょうね。


 もしも、その方々が参加をしてきたとしても、喜んでお受けいたします。そのために解除したわけですからね。人の印象など、ほんの些細なことでガラリと変化してしまうものです。最初の印象が良かった人のことを心底嫌いになることもありますし、たとえ最初の印象が悪くとも、次第に仲良くなれる人もいます。


 ですので、あの企画の募集ページなどにも強めの言葉を用いております。私への印象はマイナスから始まってくれた方が楽ですからね。下手に「良い人」だと思われるのは、はっきり言って迷惑です。敵対者には制裁を下しますし、見えている当たり屋は回避します。ここまで〝これ〟をご覧になられた方は、私を善人であるとは思わないでしょう。私は単純に、ウサギと物語と日本を愛しているだけの男です。



 ええ。カクヨムとは無関係なのですが、つい先日にも同じことがありまして。以前に〝カクヨムを離れていた理由〟の中で語っていた〝ゲーム〟においての出来事ですね。あれも一応、まだ細々と続けてはいるのですが――。なんと言いますか「やっぱり人間関係のトラブルか」といったことが発生いたしまして。


 これはおそらく、私にも問題があるのでしょうね。カクヨムにてストーカー被害に遭った際にも、私は「良い人キャラ」を前面に押し出しておりました。気さくな口調と、ノリを重視したコメントのやりとりなどを行なっておりましたからね。


 そして今回のゲームにおいても同様で。ほんの些細なすれ違い一つで、私を「良い人」だと思っていた相手から無視を受けることとなってしまったんですよね。


 私は常々、「私は良い人ではない」と言い続けてはいたのですが、どうにも信じてくれないようで。そして、いざ「良い人ではない」ことがわかるや、いきなり無視を決め込みますからね。どこまで自分勝手なのか。


 おそらく相手は〝良い意味〟で、「そんなことないよ」と言っていたのでしょうが、私からすると「最初から本当のことを言っていたのに」と思ってしまうわけなのです。心の底から「そんなことない」と思い続けてくれるのならば、それはそれでいいのですが、結局最後は無視なわけですから。馬鹿にされたとしか思えませんね。


 ですので私は基本的に、「私はクズですから」と言われれば、「そうですか」と返すことにしております。わざわざ否定してもらわなければ自己の肯定ができない「構ってちゃん」に付き合うつもりはないですからね。自分で自分の評価ができているのであれば、それに越したことはありませんし。



 ――と、自作の感想を、自分で書いていて思い至った次第です。


 ミストリアンクエストの感想を書くのは、なかなかに面白い体験でした。企画は楽しみではありますが、やはり懸念点は「トラブル」ですね。「ちゃんと感想を書けるのかどうか」以前に、変なトラブルが起きることが一番の心配です。もはや私は、カクヨムユーザーを信用していませんからね。


 もちろん私のファンの皆さまは別でございます。

 いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。

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