感想企画案集積所:5(と、諸々の活動報告など)
ミストリアンエイジも無事に完結いたしまして、ようやく一段落といったところですね。期待していた完結ブースト効果も無く、最終的に作品フォローも、★も、マイナスでの終了となってしまいました。
それでも最後に温かいコメントをくださった方がおられましたので、かなり救われはしたんですけどね。内心では、やはり大きく落胆してしまう締めくくりとなってしまいました。――仕方がないですね。ファック。
はい。ファックといえばディークス軍曹ということで。現在、ミストリアンクエスト第3章の改稿を進めております。すでに第28話から第26話までの作業を終え、もうすぐ第25話も完了といったところですね。
このペースで進めばカクコンまでに終わらせることも可能ではないかと思いまして。次の〝カクコン10〟はミストリアンクエストでの参加に絞ろうと考えております。もちろん、手持ちの完結作品も、軒並み放り込む予定ではありますが、連載モノはミストリアンクエストのみになりそうですね。
とはいえ、迷ってはいるんですけどね。いくつか新作の案も用意しておりましたので。カクコンは新作を発表するには、絶好の機会ですからね。
案の一つは〝ミストリアンクエストの後日譚〟ですね。ミストリアンクエストは完結予定はありませんので、遠く未来の話ということになります。じつはこれは、マボノゲ版のミストリアンエイジよりも前から構想していた物語でして。ミストリアンエイジが先んじて完成したおかげで更なるブラッシュアップが望めそうなんですよね。
そしてもう一つが〝とあるモブの独り言〟の後日譚というか、平たく言えば〝真世界テラスアンティクタス〟の物語です。あの世界にも語りきれていない話がたくさんありますので、それをいずれは書きたいなと。世界観が世界観だけにディストピアもの、そしてかなりダークな内容となることは間違いないですね。
この世界での物語は、時代によって二通りの案がありますね。一つはミストリアンエイジよりも以前の話、つまり〝Cルート〟の監獄の男の、現実世界の話です。
もう一つのパターンがミストリアンエイジよりも未来の話。あの〝監督官〟らが辿った未来を描くという形ですね。そちらでも彼は主人公にはならないのですが、重要な役どころにはなるかと思います。
そして最後に完全新作も構想しておりまして。これはいわゆる〝なろう系〟ですね。普段の私が書かないような、完全に「読まれるため」の作品です。私の性質上、主人公最強とはならないかと思われますが、ハーレムもエロもグロもがっつり入れます。刹那的なペーパー型作品を描く練習といったところですね。
これは決して〝なろう系〟なら容易く書けると見下しているわけではありませんからね。私はエンタメ作家です。いつかは書いておきたい、むしろ書いておかないといけないなと、修行の一環として常々考えていたことです。それにカクコンならば、新たな挑戦にも丁度いい機会ではないかなと。
本当は〝とあモブ〟が、その練習作だったんですけどね。どうにも作品の方向性が社会風刺に寄ってしまったり、ストーカーに絡まりたりと、続行が困難なものとなってしまいました。そのため次回の挑戦機会には、あらゆる〝欲〟を前面に押し出したものにしようかなと考えた次第です。
*
こうした新作を発表したい〝欲〟はあるのですが、今回は手堅くミストリアンクエスト一本での参加となりそうですね。皆様の応援にも回りたいですし、その一端として機能してくれるであろう、感想企画もやりたいですからね。
その感想企画なのですが――。
まあ、なんと言いますか。決行を少しためらっております。
なんでしょうね。理由を察してくださる方もおられるかもしれませんが。特に〝私の尊敬する評者さま〟がどなたであるのかを見抜いておられる方には。
理由はどうあれ「激辛批評」に参加したのであれば、一先ずは批評内容を受け入れるべきではありますよね。つい先日の私と同じです。納得はできずとも受け入れるしかないというやつです。受け入れたうえで、反論なりをすればよいのですが、壁にボールが跳ね返るがごとく言い返してくる参加者の姿を見てしまうと、どうしても「やらない方がいいのかな」という気分になってしまいます。
ああ、もちろんブロックいたしました。その方は私の尊敬する作家さまのフォロワ様だったのですが、それでも私との相性は良くはないだろうなと。残念ながら「友達の友達は友達」とはまいりません。端から攻撃的な人とは反りが合いません。
しかも今回は「他者に対して攻撃的なタイプ」と、「ネガティブな自己愛タイプ」の両パターンを同時に目撃してしまったので、より一層の不安感に苛まれてしまいましたね。すでに私はカクヨムユーザーを信用しておりません。
〝カクヨムであった怖い話〟を投稿した頃には「大多数のカクヨムユーザーは善良であると信じています」と語りましたが、あれは間違いです。「ほんの一部のカクヨムユーザーだけが善良」です。そうでなければ「★剥がし」や「営業」や「批評つぶし」や「タダ読みエタったー」なんて横行するはずがないでしょう。すでに証明されております。非常に悲しく残念ではありますけどね。
タダ読みエタったーというのは、ろくに作品の評価もしねぇくせに、更新が止まったら止まったで「またエタった」と騒ぐ連中のことです。書き手は物語を生成するBOTではありません。しっかりと続きを読みたいのであれば、相応の評価をするべきです。そうでないなら、刹那的な文章をAIあたりに出力してもらえばいい。そんな人たちには、それでも充分すぎるほどに満足でしょう。
ええ、やはりミストリアンエイジの評価がマイナスで終わったということで、少し感情的になっておりますね。良い夢なんて見るものではありません。加えて批評企画にまつわるアレコレというわけです。本当に、悪い現実は重なりますね。
感想企画に関しては、ネガティブなオプションを軒並み削除することも視野に入れております。極端な話、WEB小説というものは、長所を伸ばしさえすればどうとでもなりますからね。文章が駄目でもキャラや物語がよければアニメ化やゲーム化などの原作にもなりますし、コンテストの大賞作も〝小説〟というよりも、そうした目的での受賞が多いように感じます。
面白いのは間違いないのですが、決して上手い文章ではありませんからね。逆に上手い文章なら、他にいくらでもありますから。やはり一点でも、尖った魅力が必要だということなのでしょう。
公募などの場合はマイナス面を徹底的に削ることが求められますけどね。物語と文章にいたるまで、すでに完璧な作品であることが大前提ですので。多くの批評企画はどちらかというと、長所を伸ばすよりも短所を削る、公募向きのものが多いような気がいたしますね。それでWEB小説との相性が悪くなってしまうのでしょう。
たとえば主人公が不快であるとか、以前に私が述べた諸々に関するツッコミですね。作品がハーレムものであるなら、主人公は気持ち悪くて結構です。なぜなら読み手も〝そういう目〟で作品を読むわけですから。そこをPTAか何かのように真面目方面へと修正しようとしても、作品が良くなるわけがないですからね。
「主人公に共感できない」ではないんです。「主人公に共感できる」人だけが読むものです。ここの根本がズレているので、不毛なやり取りが発生してしまうというわけですね。こうしたハーレム作品を伸ばすならば、主人公よりもヒロインの見た目や性格などの多彩さ、可愛らしさなどに目を向けるべきでしょう。私なら野郎なんか見ませんよ。ゲームなどでも、主人公の台詞が続く際には目を逸らします。
たとえ主人公が魅力的だったとしても、それはヒロインたちの二の次、三の次です。ヒロインの魅力があってこそ「この主人公、結構イイ奴だなー」と気づくのです。純文学にオチやどんでん返しといったエンタメ性を求めても意味がないように、ジャンルによって作品への評価の基準や着眼点を柔軟に変えなければなりません。この作品の魅力は何であるのか、それを真っ先に見抜かなければなりません。
私のレビューなどは、必ず「この作品の魅力は、なんといっても世界観ですね」といった一文が入っております。作品の〝さらに〟伸ばすべき部分、見るべき部分は〝ここ〟であると、私なりに見抜いた結果というわけです。どんな作品にも確固たる魅力はあります。あれはテキトーに書いているわけではないのです。
*
――と、今回は少し熱く語ってしまいましたね。
話が二転三転し、収拾がつかなくなりそうなので、ここで一旦の締めくくりとさせていただきます。最後に感想やレビューについて語ったせいもあり、やはり感想企画はなんとしても実行したくはありますね。
先日、この〝切れッ端〟に表のノートをコピーしたのですが、それも感想企画の準備の一つということで。おそらく連絡には表のノートを使うことになりますからね。「ミストリアンクエスト更新のお知らせ」で埋もれてしまうことを避けるため、コメントが無い記事は定期的に削除する方針を予定しております。
このような形で今後も準備を進めつつ、もう少し内容を練り直してみようかと考えております。これをご覧になっておられる方に、期待されているのか見世物にされているのかの判断はつかないところですが、精一杯頑張ってまいります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます