第7話
「妹さんが、」
「そう、一つ下のクラスだから知らないか」
「うん、全く情報聞いてなかったよ。」
「でも、頼む。妹は今一人だから、話せる女の子一人くらいは欲しいから」
「分かったよ。それに、春ちゃんとは、何度か話したことあったしね」
扉を開けると、
春は怯えた目で夏を見ていた。
「夏先輩?」
「久しぶりだね。春ちゃん」
そして、二人は仲良く話をしていた。
良かった、妹の笑顔が少しずつ増えていた。
ーーー
夏が帰った。
「お兄ちゃん、」
「なんだ?」
「春先輩とはこれからも仲良く出来そうなの?」
「・・・分からない。けど春とはやっぱり幼馴染だし」
「・・・私も学校行く。」
「急にどうした?まぁ確かに明日か明後日からは行ってほしいとは思ってたけど」
「うん、頑張るよ。お兄ちゃん」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます