カドカワBOOKS8周年記念・ショートストーリー集

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剣と魔法と学歴社会 ~前世はガリ勉だった俺が、今世は風任せで自由に生きたい~/西浦真魚

  <合宿>



 ここ、ユグリア王国西部には、ユーハラド山脈という名の山脈がある。

 山脈自体は小規模なものだが、王国で二番目に標高が高く、魔物がけた外れに手強いとされるユーハラド山は別格としても、五千メートルから三千メートル級の山々が連峰をなしているこの山脈の中腹は、豪雪地帯として知られる。

 晩秋に開催された、どう考えても軍事演習としか思えない地獄の林間学校で、一-Aクラスが空前絶後のスコアを叩き出した翌週。

 彼らはユーハラド山脈ポリントス山中腹に、一足早い冬合宿に来ていた。

 言い出しっぺはもちろんアレン・ロヴェーヌ君。この物語の主人公で、前世地球でがり勉をしていた転生者だ。

 彼が、いわゆるロス状態に陥っていたのが、この合宿の発端だ。


   ◆


「はぁ~あ。あんなに楽しみにしてた林間学校が、あっという間に終わっちゃったな……」


 俺が教室の机に肘をついて、流れる雲を見ながら気の抜けた声を出すと、水色の髪をした氷属性持ちの魔法士、アルが近づいて来た。


「珍しいな、アレンがそんな気の抜けた声を出すの。さすがのアレンもあの林間学校はきつかったか? でも……充実した時間だったな!」


 アルが満ち足りた顔でこんな事を言ってきたので、俺はすぐさま抗議した。


「何が充実だ……逆だ逆! お前らと違って俺は、あの担任のくそじじいの策略のせいで、どれだけの時間ボッチで過ごしたことか……! せっかく林間学校では青春をたっぷり堪能しようと思ってたのに、不完全燃焼もいい所だ!」


 俺のこのセリフを聞いて、近くにいた委員長タイプの眼鏡女子、ケイトがため息をついた。


「……あれだけ暴れておいて、何が不完全燃焼よ。私は課題を終えて翌朝起きた時、筋肉痛で首から下が全く動かなかったわよ? 自分の体じゃないみたいでびっくりしたわ」


 ケイトが呆れたようにそう言うと、クラスの皆は『だよね~』『起きるのつらかったよな~』とか何とか言いながら、きゃっきゃきゃっきゃと謎の連帯感をアピールしてきた。

 くそ……。こいつら、俺のいないところでくそじじいの鬼畜課題を乗り越えたからか、目に見えて仲良くなっているな。


「そういう事を言ってるんじゃない! せっかくの林間学校で、みんなと協力プレイをしたりとか、夜にみんなで恋バナをしたりとか、もっと青春を謳歌したかったって言ってるんだ!」


 俺が涙目でそう訴えると、ケイトは顔を引きつらせてこんな事を言った。


「な、泣くことないじゃない。誰がどう見ても、林間学校を一番楽しんでいたくせに……そんなに青春したいなら、坂道部さかどうぶのみんなに、たまには監督らしくアドバイスでもしたらどう? 皆忙しいあなたとじっくり話をしたそうにしてるわよ?」

「だからそういう事じゃなくて、俺は非日常の空間で――」


 と、そこまで口にしたところで、俺の脳裏に一つのアイデアが閃いた。


「さすがはケイトだ! 合宿に行こう!」


 坂道部というのは、紆余曲折あって俺が創部し監督を務めている部活動の事だ。基礎体力の増進と魔力操作の基礎鍛錬が目的の地味な部活動だが、この一-Aクラスの生徒は全員所属している。ちなみにケイトは練習も行いつつ部員をサポートするプレイング統括マネージャーだ。

 クラスメイト達はう~んとお互いの顔を見渡している。後期授業の最大の山場である林間学校を乗り越えたばかりで、合宿という青春感溢れる響きに一ミリもテンションが上がらないようだ。

 そこで桃色の髪をツインテールに纏めているステラが、話に加わってきた。ステラは坂道部の部長を務めている、サバサバ系の女騎士コース生だ。


「……まぁ、合宿のアイデア自体はいいんじゃないか? 基本的には走るだけの部活動で、マンネリ化しやすいし。ちょっと急だが、今から練れば何とか冬休みまでには企画を――」


 ステラがこんな寝言を言ってきたので、俺はすぐさま口を挟んだ。


「冬休みだぁ? 何を寝ぼけたことを言ってるんだ……。出発は明日の授業後で、今週末にかけて実施する。これは決定だ。目的地はそうだな……冬の運動部の合宿と言えば、やっぱり雪山だろうな! 王都から夜行列車で行けるエンデュミオン地方のユーハラド山脈のどこかにしよう。厳冬期は厳しいらしいが、今ならまだ雪の具合も丁度いいだろう」


 俺が思いつくままに企画を勝手に決めていくと、眼鏡委員長のケイトは顔を真っ青にした。


「明日出発ですって?! おおお、落ち着きなさい、アレン。確かに私たちはこの一週間、どこか気が緩んでいたところがあったのは認めるわ。『常在戦場』に鍛えられた貴方からみたら、私たちがやり遂げた、なんて考えて安心している様子は不満だったかもしれない。でも碌に計画も練らずに雪山で合宿だなんて、いくらなんでも危険すぎるわよ! そもそも坂道部に部員が何名いると思って――」


 そんな調子でなぜできないかを必死になって説明してくる。

 チラリとクラスメイト達に目をやると、一人残らず白目になっている。

 俺は皆を安心させるために、趣旨を説明した。


「お前らあのくそじじいに毒されすぎだ。これは学園の訓練じゃなくて、部活動の楽しい合宿だぞ? なんで好き好んで危険な思いをする必要があるんだ。そもそも走るだけの部活動で、鍛錬が目的なんだから練習も糞もない。管理されたリゾートのゲレンデで、みんなで雪遊びをしようと言うだけの事だ。ま、確かに参加者が多すぎると何かと不便だから、人数を絞る必要はあるな。原則一年の一軍、それも行きたい奴だけの任意参加ってことにするか。お前らも行きたくない奴は無理に参加しなくていいぞ? 疲れている様子だしな」


 俺は努めて軽い調子でそう念押しした。

 すると公爵家の御曹司で、この王立学園にあってすら百年に一度の神童と言われる学年主席のライオが、端正な顔でギリリと歯を食いしばり、こんな事を言った。


「……望むところだ、アレン。俺は決して現状に満足していた訳じゃない。付いていくぞ。どこまでも、な」


 ……決死の覚悟を決めた顔で何を言っているんだ、この天才ばかは。話聞いてたのか?


「俺も参加するぞ! 何だか燃えてきた!」


 氷の魔法士であるアルがその目に炎をたぎらせる。


「上等だ、やってやる!」

「必ず生きて帰ってくるぞ!」


 クラスメイト達は次々に暑苦しい参加表明をした。

 遊びだって言ってるのに……。


「私ももちろん参加しますね、アレンさん。ところで何か持参すべきものはありますか? 必要な資材があればレベランス家が用意しますので、遠慮なくおっしゃってください」


 こう言ったのは侯爵令嬢のジュエだ。彼女は聖属性の回復魔法を得意としている魔法士だ。


「お前らなぁ……ただの遊びなんだから肩の力を抜け。もっと気楽に、楽しくいこう」


 そう言って、肩を上下動させて皆にリラックスを促す。だが皆は疑いの視線を強くするばかりで、まったく緊張を解そうとしない。俺はアホらしくなって話を進めた。


「……持ち物は、それぞれが一泊三日の旅に必要な着替えを用意すればそれでいい。飯は現地で適当に調達すればいいだろう。ああそうだ、監督として一つだけ持ち物に条件を付ける」


 俺が思い出したようにこう言うと、クラスメイト達はごくりと息をのみ、満身に緊張を漲らせた。


「持参するおやつは三リアルまで――。これは絶対だ」


 もちろんこの条件に深い意味などない。単にこのセリフを言ってみたかっただけだ。一リアルは一ドルぐらいなので、日本円にして数百円の下の方……まぁ妥当な所だろう。

 ちょっと不足する予算なのが肝だ。みんなが少ない予算内で工夫して、自分好みのおやつを用意し、自慢し、おやつ交換の交渉をする。それは前世ボッチだった俺が密かに憧憬していた、青春の情景だ。


「なるほどね? 雪山で生命線となる非常食の予算が僅か三リアルとは、アレンは相変わらず人が悪いね? これが生死を分ける、ということかな?」


 危ない魔道具士のフェイが、ネコ科の肉食獣のような目をランと見開いて、意味不明な事を口にした。


「さ、三リアルだと?! お、おい、もっと詳しく条件を示せ! セール品の調達は認められるのか?!」

「自領で生産したドライフルーツは、どうカウントされるんだ!」


 頭のいいクラスメイト達が、即座に重要なポイントを把握して質問を投げかけてくる。

 俺はその血走った目にほくそ笑みながら、詳細な条件について説明した。


   ◆


 ユーハラド山脈ポリントス山中腹 ~パルテン村~

 俺たちは、週末の授業後に王都から夜行列車に乗って、名もなきゲレンデに来ていた。

 メンバーは一-Aクラス全員と、Bクラス所属の1名だ。その他にも坂道部一軍に所属する一年生はいるが、企画を説明したところ、みなど~しても外せない用事があるとの事で、残念ながら不参加となった。

 場所をここに決めたのは、エンデュミオン地方出身のアルが、この地を治めるエンデュミオン侯爵に話をしたところ、プライベートで所有するこの王都から比較的アクセスのいい別荘地を快く貸し出してくれる事になったからだ。一般の客もいると、何かと気を遣うので、俺たちはこの申し出をありがたく受けた。

 ちなみに、行きの列車で俺はお菓子交換を皆に申し出たが、『貴重な菓子をこんな序盤に消費できるか!』とか言われて、全く応じてもらえなかった……。なんてけち臭い奴らだ。


「はぁー、はぁー」

「何が遊びよ! やっぱり地獄じゃない!」

「ぜぇぜぇぜぇ。おい、ちょっと待てアレン! 何人か付いてきてないぞ?!」


 到着した別荘には、この世界における一般的なスキーが人数分具備されていた。前世ではスキーに全く縁が無かった俺だが、少し見ただけで構造が前世の物と全然違う事がわかる。

 こちらのスキーは前世でいう所のかんじきやスノーシューと呼ばれる、体重を分散することで雪上をうまく歩けるように作られた、移動道具の意味合いが強いようだ。

 もちろん俺がイメージしていたような、ハイスピードで斜面を滑り降りて爽快感を味わう、といった使い方は、構造上不可能だ。

 その上リフトすらないから、登りも下りも全て自分の足でやる必要がある。

 出来るだけ力を使わず動こうと思うと、足の運び方や魔力の込め方などに繊細なコツが必要で、ついお得意の魔力圧縮を利用したスタミナにものを言わせ、夢中になって雪に覆われた林道を進んでしまったが、声を掛けられて振り返ったら隊列が大幅に乱れていた。

 苦悶の表情を浮かべ、最後に追い付いて来たBクラスから唯一参加しているアリスの悔しそうな顔を見て、『これじゃない』と思った俺は、思いつくままにこんな事を宣言した。


「さ、準備運動は終わりにして、本番と行こう!」


   ◆


「お、おいアレン、ほんとにやるのか? これに一体何の意味があるんだ?」


 俺はコースの上部で精神を統一して、大きく息を吐いた。

 とにかく雪上を滑走しなくては始まらないと考えた俺は、少々子供っぽい気はしたが、別荘の横にある掘っ立て小屋からそりを引っ張り出してきて、木の伐採してある広々とした斜面を滑ろうとした。だが誰も滑っていないゲレンデ?の新雪はふわふわで、そりは碌に滑らなかった。

 動物に引かせ荷物でも運ぶためのものなのだろう。

 そこで氷の魔導士であるアルに頼んで、オリンピック中継で見かけた記憶を頼りに、ボブスレーのコースのような氷の道を作ってもらった。

 いくら王立学園でもトップクラスの魔力量を誇るアルでも、さすがにそんなでかい氷をまるまる出す事は不可能なのだが、皆で身体強化魔法をフル稼働して雪を集め、大まかな形を作った後に、水で濡らして凍らせ成型する作業を繰り返した所、割とそれっぽいものが出来た。

 ただ真っすぐ滑っても面白くないので、コーナーが三つあるロングコースだ。

 かなり斜度がきついような気もするが、まぁコースアウトしても身体強化でガードすれば多分大丈夫だろう。俺は撥水性や耐久力に優れた魔物の皮をなめして作られた合羽に身を包み、コースへと飛び込んだ。

 足を下に伸ばし、滑り台を滑る要領で、魔法で作られた物凄く滑かな氷の上を加速していく。

 ……やばいな。どう考えてもスピードが出すぎているため減速しようと両手を広げたが、側面も氷の壁である為、思ったよりも速度が落ちない。

 慌てて足も広げ、大の字で少しでも抵抗を高めようと試みるが、第一コーナーは目前だ。

 俺は覚悟を決め、体感で六十㎞は出ている状態で、手をラッコのように胸の中心に組み足を揃え、重心を体の中心に集めた状態で第一のコーナーに突っ込んだ。

 横方向のGが掛かり、コースアウトしない様に高くしていた側壁に乗り上げるように膨らむが、何とか体重移動でこらえ、コーナーを抜ける。だがその先に待っている第二のコーナーは、髪の毛を止めるヘアピンの様に百八十度方向転換する急カーブだ。

 俺は第二コーナーの途中であえなくコースアウトし、五m以上ぶっ飛んで雪上を転がった。


「「アレン!!」」


 上からクラスメイト達の心配そうな声が降って来たが、俺は手を振って無事を知らせた。


   ◆


「出たぁ! 14.5秒! ついに15秒の壁を切ったぞ、アレン!」

「うぉおおお!」

「すげーぜアレン!」

「よっ! この滑り職人!」


 魔道具士であるフェイが持ち込んだ秒時計で、タイムを計測していたアルが記録を叫ぶと、男子達はどよめいた。


「……男子って本当に理解不能だね? 何があんなに楽しいんだろうね?」


 フェイは、氷の滑り台で夢中にタイムアタックをしている男子達を眺めながら紅茶に口を付けた。

 初めは一緒にこの氷の滑り台をコースアウトせず滑り降りる訓練に取り組んでいた女子達は、今は別荘前のテラスに持ち寄ったおやつを広げ、優雅に午後のティータイムを楽しんでいる。

 残念ながらおしゃれなクッキーなどはなく、口がひん曲がるほどしょっぱい塩飴や、味もへったくれもない超ハイカロリーな極甘チョコレートなどだ。

 度胸はもちろん、繊細な魔力操作やボディコントロールを必要とするこの滑り台は、ただ下まで滑るだけで途轍もない難易度なのだが、彼女達はすでに全員クリアしている。


「全くよ。アレンの気まぐれに付き合ってたら身がもたないわ。あれほど雪山に拘るから何か目的があるのかと思ったら、完全ノープランだし……」


 委員長タイプのメガネ女子、ケイトが極甘チョコに口をつけて顔を顰める。

 滑る行為に危険が伴うのは勿論だが、滑った後も大変だ。

 スキーは氷を滑るには邪魔なので魔物の革で作られた普通のブーツで登らなくてはならない。これが普段使う筋肉と全く違い、超エリートの彼女らをしてもめちゃくちゃに疲れる。


「……まぁ狙いは分からなくもないけどな。普通はあれだけの速度で動く体に連動させて、繊細に体内魔力を操作する訓練など不可能だ。早く動こうと身体強化の出力を上げると、反比例して魔力制御が甘くなるからな。だがこのトレーニングでは、体はほとんど勝手に動く。そして……その狙いはやってみて初めてわかった。二つ三つ上のレベルの人間の、魔力制御の繊細さ、速度感を体感させたいんだろ。この訓練用具滑り台の完成図のイメージも明確にあった様子だし、適当に考えたお遊びにしては練られすぎてる」


 坂道部部長のステラはピンク色の頭の後ろに手を組んで、椅子を揺らしながら『つまり、ノープランに見せかけて、ちゃんと考えられている。いつも通りだな』と付け加えた。

 ステラの説を聞いて、Bクラスから唯一参加しているアリスは、顔を真っ青にして立ち上がった。


「そ、そんな狙いが……わ、私ももう一滑りしてくる!」


 彼女は慌てて紅茶を飲み干して、山を登って行った。


「ふふっ。一体どうしてこれほど突飛な発想が次々浮かぶのでしょう。本当に不思議な方ですね、アレンさんは」


 回復魔法士のジュエがくつくつと笑う。

 皆が改めて斜面を見上げると、ピスが滑り出そうとしている所だった。


「スピード勝負では負けらんねーぞ、アレン! これが俺の秘密兵器だ!」


 そう言って、魔導車部に所属しているピスが、配膳用の銀のトレイを高々と掲げる。別荘の食堂から持ってきたのだろう。


「なるほど、道具を工夫して速度を上げようとは、実に魔導車部らしい発想だな、ピス! …………そうじゃないだろう、頭が下だピス」


 アレンは前世で見たスケルトン競技の形態を思い出しながら助言した。確か空を飛ぶヒーローのように、うつ伏せで頭を下にして滑っていた筈だ。


「ええっ?! まじかよアレン、クソ怖いんだけど……」

「尻で滑っても間違いなく途中でトレイと体が分離するだろ? ほら後がつかえてるんだ、早くしろ」

「ぐうぅぅ、見える、見えるぞアレン! これがアレンの言ってた『ひき肉の、向こう側』か……」


 ピスはそう呟いたかと思うと、覚悟を決めてコースへと飛び込んだ。

 トレイを下に敷く事で抵抗を極端に減らしたピスは、ものすごい勢いで加速して、第一コーナーの側壁を乗り越えてぶっ飛んだ。


「ピスさんっ!」


 下から見ていた回復魔法の使い手であるジュエが慌てて立ち上がる。だがピスは何事も無かったかのように立ち上がり、空に向かって吠えた。


「た、楽しい〜!!!」


 それを見た男子達が爆笑する。


「ぎゃははは! おいピスっ、トレイよこせ! 俺もやるぞ!」

「まだあるんじゃないか!? 取ってくる!」

「何が『ひき肉の、向こう側』だ、意味不明なこと言いやがって! 俺も見てぇ!」


 立ち上がったジュエは、苦笑してそのまま席へと座った。

 フェイはニコニコと笑いながら再び紅茶に口をつけた。


「男子って、馬鹿だね?」


 女子達は一斉に頷いた。

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