ハーフエルフは未亡人♡ エッチシーンカット版
「本当にわたしで良かったのか? 里には生娘のハーフエルフもいたんだぞ」
「迷惑だった?」
ハーフエルフの里アプリコッビーにある唯一の宿、
杏子の香水の良い匂いにふくよかな乳房、
ピンと尖ったハーフエルフの耳が今は少し赤い。
「わたしには武者修行中の娘がいる。かつてわたしの伴侶だった人間との間にできた娘だ」
「その伴侶の人は?」
「わたしは百歳を超える年齢だ。人間とは生きる時間の長さが違う。その伴侶のことは今でも愛していると思っている」
「そっ……それなのにOKしてくれたんですか?」
耳にかかる髪の毛をそっとかきあげ、まっすぐ当摩を見つめながらジェシカは言った。
「いつまでも過去に囚われていてはいけない。あの人は逝く間際、幸せになってくれといった。だからわたしはまだ人を愛せる」
「そっ……その……よろしくお願いします」
「ああ……」
そのまま自然に二人はキスをしていた。
…………
……
二人は濃密なエッチをした、それはとても気持ち良くって、そしてジェシカはまだまだ女盛りだった。
それを見た当摩は恋をしないと「もったいない」と言った。
「もったいない……か、戦士当摩。良かったらまたわたしの相手をしてくれ」
「ええ、もちろんです。そしてジェシカさんも、いい恋をしてください」
「ふふっ……そうだな」
明日になれば当摩はアプリコッビーを出て、首都グレイルに戻る。
色んな女の子と一夜限りの恋愛を続けてきたが、やっぱり最後には神奈のところへ戻るんだ。
Sランクの冒険者になれば、神奈と聖婚をする。
(そしたら……どうなるんだろう?)
ブラッディ・マリーと戦って、聖杯を手に入れて神奈と世界征服をするのか……思えば今までの日常とだいぶ離れたところに来てしまった。
「よし……ジェシカさんのアソコのチューニングは終わりです。身体をもてあましたら使ってくださいよ」
「ああ……ありがとう」
「じゃあ……僕は寝ます」
「ああ……良い夢を見るんだぞ」
(色々あったから疲れたな……眠い)
そのまま当摩は眠りについた。
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