第7話:ブレードギラー

チャプタ―1

ここは、修理場である。

俺達は、バラスト車の修理をしていた。

「ここまで、詰まっているのか。」

「この道具で、取れるわよ。」

「突っついて、崩すわけか。」

「おお、こいつは、凄い。ありがとう。」

「礼を言われる程じゃないけどね。」

「後は、潤滑油を注ぐだけか。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの1Fである。

そこには、Dr・ブレイクとブラストが居た。

「クククッ。あのバオフェ獣まで敗れるとは。」

「で、次の作戦は?」

「垂に過去を教える。」

「御供させて頂きます。」

Dr・ブレイクとブラストは、消えるように去って行った。

チャプタ―3

その頃、俺は、シュヴェーアMに乗って、滝野川辺りを走っていた。

「たまには、こうして走るのも良いな。」

「ああ。休日だし。」

「安全走行で頼む。」

「了解。ん、誰か来るぜ。」

そこへ、やって来たのは、ブラストであった。

「見つけたぞ。来な。」

ブラストは、俺を埋立処理場へ瞬間移動させた。

チャプタ―4

俺とブラストは、埋立処理場へ辿り着いた。

「どうして、俺をここへ?」

「Dr・ブレイク様が、お待ちかねだ。」

「君が、冊喇于 垂か。私は、Dr・ブレイク。過去を思い出させてあげよう。

 クククッ。」

Dr・ブレイクは、俺の頭に、幻衝力を伝えた。

「や、止めろーっ。」

チャプタ―5

「ん、ここは?」

「君の思い出の中だ。」

「研究所。見覚えがある。」

「ほう。やはり、そういう事か。」

「あの装置は、何で俺の、うっ。」

「どうした、垂。苦しいのか? クククッ。」

「俺は、核酸操作人間で誕生した。」

「もう良い。戻るぞ。」

チャプタ―6

Dr・ブレイクは、恐魔丸という名の刀を右手で持って構えた。

「出でよ、悪の忍者「ダークネス」。」

Dr・ブレイクは、恐魔丸の刃先から、忍者ダークネスを召喚した。

「倒して御覧に入れましょう。」

「あいつは、悪の忍者?」

「クククッ。さっさと変身しな。」

「ああ。シュヴェーアクロス。」

俺は、忍者シャイニング プロテクトモードに変身した。

チャプタ―7

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺と忍者ダークネスは、互いに攻撃しまくった。

「忍法:重迅炎。」

「ならば、忍法:重遁雷。」

威力は、忍者ダークネスの方が上だった。

「ウワーッ。強い。」

「倒壊しちゃいなよ。バオフェソリッド。」

忍者ダークネスは、俺を狙撃した。

「ウワーッ。」

俺は、通常時に戻った。

「止めだ。ブレードギラーバオフェフェニックス。」

忍者ダークネスは、不死鳥に姿を変えて突撃しようとしたその時、俺の目の前に

ブレードギラーが出現した。

「こ、これが、伝説のブレードギラー?」

俺は、ブレードギラーを右手に装着して構えた。

「朽ち果ててしまえ。はーっ。」

「それは、こっちの台詞だーっ。」

俺は、忍者ダークネスにブレードギラーの刃先を突き刺した。

「ギャーッ。」

忍者ダークネスは、爆発して消え去った。

「スイッチオフ。」

チャプタ―8

そこへ、ブラストがやって来た。

「な、何という事を。出でよ、忍者シャイニングの本性。「フレキシブル」。」

ブラストは、魔獣フレキシブルを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。シュヴェーアダシポディダエ。」

俺は、召喚したシュヴェーアダシポディダエに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、シュヴェーアダシポディダエを人型に変形させた。

「シュヴェーアフリート。」

チャプタ―9

「グオーッ。」

フレキシブルは、青色のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。こいつが、俺の本来の姿?」

「ああ。だが、奴にも弱点があるはずだ。」

「グオーッ。」

フレキシブルは、空中で丸くなって、シュヴェーアフリートめがけて、

勢い良く落下した。

「ウワーッ。反撃だーっ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

シュヴェーアフリートは、フレキシブルを斬りまくった。

「グオーッ。」

フレキシブルは、水の中へ落下して、重くなり動きが鈍くなった。

「斬幻衝。シュヴェーアグラビティスライサー。」

シュヴェーアフリートは、フレキシブルを一刀両断した。

「グウーッ。」

フレキシブルは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

そこへ、仕襠と吟坐がやって来た。

「垂。何があったの?」

「垂。大丈夫か?」

「もしかして、今の見てたのか?」

「御免。知っちゃった。」

「済まん、つい。」

「良いって。気にするな。」

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